赤ら顔を自分で診断し改善する方法
赤ら顔 顔の赤みでお悩みの方へ
赤ら顔は、皮膚が薄くて毛細血管の色が外に出やすい乾燥肌や敏感肌の方に多い症状です。
赤ら顔は、皮膚近くの末梢血管に血液がたくさん集まっている状態で、「皮膚に栄養が行き届きやすい状態」
ということなので、年齢を重ねても老化しにくい肌ではあります。
赤ら顔改善方法
・たとえば、赤くなり過剰なほてりを伴うような方なら 皮膚科へご相談ください。こちらは、寒冷地に住んでいる方に多くほぼ慢性的です。
・炎症や湿疹、カブレ、外傷等を伴わず過度に顔が赤くなる場合、美容上できることは、暖かい湯と、ぬるい水を交互にかける方法
と、その他には
1.刺激のある物は食べない。
2.粘性のやや強い化粧水を夜間もつけ、顔の過度な冷却をさける。
3.角質層を固めるためビタミンAの摂取に心がける。
4.角質を溶かす界面活性剤を避けながら、石鹸洗顔後に、粘りのある
化粧水をつける。
などしか方法がありません。
ですが、1度、皮膚科医にご相談して下さい。過度の赤ら顔であれば、低温レーザーという方法もあるようです。
そうでない場合は、上記1~4を地道に試してみてください。乾燥部分があるならバリアが弱いことが主な原因です。
角質がしっかり強化されていないと、その隙間から大気等も含んだ刺激が皮内の肥満細胞を刺激して、ヒスタミンを分泌し神経を刺激してカユミを生じる場合があります。
この場合は2,3の方法が良いです。
クリームは様子をみてから使用するべきです。
クリームは角質を補強する用途もあり皮脂膜の代用となり保温の作用を得てしまいます。
すると、血行促進と同じ作用を得てしまうので赤味対策には向かない場合があります。
炎症やカブレ、湿疹を伴っている方は、肌の問題は洗いすぎにもあるので洗顔自体が刺激になり、ケアしかけた肌も台無しになってしまう場合もありますからお気をつけください。
注意点
特に炎症や湿疹がないか?
刺激はないか?
顔の他の部位に健康な場所はあるか?
もし、健康な部分があればそこと比較してどの部位がどのような状態なのかを見て、一番弱い部分にあわせてケアしていくのが美容の基本です。
肌の状態には程度があり、美容、化粧品では扱えない状況があります。
次から次へ流通している化粧品などに頼るのは間違っています。場合によっては、皮膚科に相談するということを忘れないでください。
温度差敏感症の生徒様の例
ある生徒様は 冬場や入浴後にかゆみなどを生じる肌でした。楽しみなメイクもお手入れもしたくても 出来ないという事でしたが
地道な1~4の方法で克服しました。
徐々に良くなり 2年後にはかなり軽減していました。なので 地道に頑張ってみてくださいね。