戸籍年齢より見た目年齢!肌トラブルと老化を呼び込む糖化対策
美肌でいたい
老化したくない
健康でいたい
そんな貴方へ
年齢を重ねると、代謝はだんだん落ちてきますね。
免疫力も低下し 病気への抵抗力も衰え、怪我の治りも遅い。
何もしないでいると筋肉が衰えて体重は変わらないのに 体はたるんでくる一方。
老化は避けられない現実と言えます。
ですが、どう これからを若く長寿の時代を生き抜くか?
年齢を重ねていくか?
は、生涯のテーマであると考えます。
自分次第なのですが、戸籍年齢より見た目年齢が低い方がいろんな意味で健康であり
美しいので得なことなので、意識して 老化を防いだ方が良さそうです。
老化を防ぐことは ただ単に、見た目だけではなく
最近の臨床では内臓機能が若ければ、
連動して外見も若々しいというのが立証されています。
皮膚は「露出した内臓=外臓」という臓器だけに説得力があり
大いに うなづけます。
肌を老化させる糖化とは
これまで美しく健康的でハリのある肌をキープするには「抗酸化ケア」も大切と言われてきましたが、
現在では「糖化」についての対策が叫ばれるようになってきました。
貴方は この「糖化」とは何か ご存知でしょうか?
肌で糖化が起こると、肌のハリを保っているコラーゲン繊維の構造を破壊するため、
肌は弾力を失って、ハリ、ツヤのない肌に変性します。
また糖化による老廃物が皮膚細胞内に溜まり、
くすみや黒ずみの原因になります。
これが いわゆる 糖化による 「肌焦げ」 と言われているものです。
これまで「老廃物」と言われてきたものの中に、
糖化によって生成されたものが非常に多いことが
最近の研究でわかってきたところです。
肌にとって糖化は肌のハリやツヤ、透明感を失うこととなり
見た目年齢は ぐんと下がっていくことになりそうです。
酸化がサビなら糖化はコゲ
酸化がサビなら糖化はコゲ。
これは肌の内部で起こるひとつの現象です。
「糖化」とは、たんぱく変性により起こるものです。
血液中に糖が沢山あると、
ブドウ糖分子がたんぱく質と結合して 大事なコラーゲンを硬くします。
さらに過剰な糖は 怖いことにコラーゲンを壊して肌を老化させます。
先日も言いましたが
肌を構成する組織のうちの70%はコラーゲンです。
(コラーゲン=たんぱく質)
例えば 老化によって見た目に影響の出る、くすみ・たるみ・黄ばみ・ハリツヤのなさなど、
実は細胞の焦げが原因であることが多いようです。
それだけでなく、新しい細胞を生み出す繊維芽細胞も
「AGE」が増えるとダメージを受けて、
(糖化による老化物質=終末糖化産物(Advanced Glycation End Products=AGE))
その数自体が減ってきます。
弾力は失う、肌はくすむなど
と、どんどん老けていってしまいます。
このように糖化は、まさに老化のモンスターなのです。
肌だけではない糖化の怖さ
この「糖化」
実は肩こりもこれが原因で悪化しやすいことをご存じでしたか?
血糖値が上昇し、血液が老廃物と結びつき
固くネバネバになって血行が悪くなるからのようです。
実際に血糖値のコントロールが悪いほど、
重症な肩こりの原因になるのです。
肌のくすみや顔のたるみ、見た目の老化はもとより
糖化は美容と健康の大敵です。
糖化が進むと、肌の老化なども怖いですが、
糖尿病などの病気にまで繋がるとされてます。
体の内と外、どちらも老化させるんですね。
このことから、医療界では「酸化」よりも
「糖化」のほうが美容と健康に大敵と言われてます。
貴方の糖化度チェック
このリストをチェックしてみてください。
いくつ当てはまりますか?
・スイーツが好きでよく食べる
・加工食品をよく食べる
・味付けの濃い料理が好き
・お菓子を常に側においている
・ペットボトルなどの清涼飲料水をよく飲む
・丼物がすき
・ご飯や麺類などの炭水化物が好き
・野菜や豆類はあまり食べない
・ついつい夜食を食べてしまう
・運動不足
・早食い傾向にある
・喫煙習慣がある
チェックが入る項目が多ければ多いほど、
糖化が進んでいる可能性が大きいですよ。
甘いものを食べ過ぎたら太るという事は、
誰もが知ってることですが、
まさか、老化にまで繋がってたなんて!と、思われたことでしょうが
太れば 見た目も老けて見えるので 当然かとは思います。
しかも その上、病気を引き起こすなど
美しさやアンチエイジング的な視点から見ても、見逃せないことですが
健康面でも大いに影響があるので
次は 糖化予防対策です。
糖化を防ぐ方法
■急激に血糖値が上がるような食材に気をつける
(最初は野菜から食べる)
■急激に血糖値を上げる食べ方をしない
(野菜や海藻、たんぱく質などを食べてから 最後に炭水化物を)
■血糖値が上がった状態が続かないようにする
(ながら的食事・甘いジュース・炭酸飲料は要注意)
■ゆっくり咀嚼する
■焦げたものをなるべく食べない
■食事の時間は、就寝まで3時間はあけること
甘い物がやめられない!や
白い炭水化物(パン・粉もの・ご飯や麺類)が大好きな人は注意して下さい。
前述した通り、血液中に糖が大量に入ってくると、
その糖はたんぱく質と結びついて「糖化たんぱく質」になり糖化します。
ネバネバした状態で他細胞を攻撃し老化を早め、
更に痩せにくい身体にもなってしまいますので ダイエットの敵でもあります。
最後に
もう1度おさらいです。
肌では「くすみ」「たるみ」「黄ばみ」といった老化現象が出てきます。
眼も黄ばんできます。
肌を構成する組織の70%はコラーゲンであり、たんぱく質なのですから、
いつまでも輝き 透明感あふれる若くてきれいな肌でいるためには、
「糖化」しない、できるだけAGEをつくらない、
溜めない生活習慣が、若さと美しさと健康を維持できます。
※(AGE=糖化による老化物質=終末糖化産物(Advanced Glycation End Products=AGE))