弱肌・敏感肌・乾燥肌の原因―美肌になるための処方箋
弱肌・敏感肌・乾燥肌で
お悩みの方へ
乾燥肌・弱肌の特徴
・洗顔後顔がつっぱる
・ 洗顔料や化粧水がしみる時がある
・水でさえ しみることもある
・肌がカサカサしたり、白く粉をふく
敏感肌の特徴
・石けんが しみて使えない
・いままで使っていた化粧品が合わなくなったり、赤くなる、かゆくなるなど刺激を感じることがある
・季節の変わり目に肌トラブルをおこしやすい
・紫外線を浴びると赤くなったり、かゆくなる
乾燥肌の原因の1つは?
肌が以前に比べだんだんと弱くなったと感じる方も含めて
生まれつきの弱肌・敏感肌の場合もありますが、
その殆どは化粧品による、後天的なものです。
合成界面活性剤(=合成洗剤) などの入った化粧品を使用し始めて
肌が弱い人はすぐにかぶれたりなどの症状が出たり、
肌が弱くない人のうち、早い人で3年
遅い人で8年後くらいに肌が弱っています。
貴方の大切な肌に 合成洗剤で洗って 合成洗剤でスキンケアしては
早く老化してしまう一方です。
敏感肌の種類
敏感肌はちょっとしたきっかけでトラブルを起こしやすく、化粧品がピリピリとした刺激になったり、
異常に乾燥したり、かゆみを感じるなど外からの刺激に敏感に反応してトラブルを招きやすい状態です。
この敏感肌はいくつかのタイプにわかれ、症状別にスキンケアの方法も変える必要があります。
あなたは次のどのタイプでしょうか?
■ゆらぎ肌
普段は肌トラブルがなくても、体調の変化や季節の変わり目などに
肌の状態が不安定になりトラブルを起こしやすい肌のことです。
■体質性敏感肌
先天的に肌の水分や皮脂が少なく乾燥しやすい肌です。
■接触性皮膚炎(かぶれ)
遺伝的要素のあるこのタイプは、
化粧品成分や金属類、化学繊維、洗剤成分などある特定の物質に反応します。
■アレルギー性接触皮膚炎
皮膚に接触した物質に対して皮膚の炎症細胞が感作され、
再びその原因物質に接触することによって炎症を誘発します。
アレルギー性接触皮膚炎は、体の免疫システムが関与し、アレルギーのある人だけが起こす症状です。
■温度差敏感症
お風呂のお湯で痒みが出たり 気温の変わり目にかゆみが生じたりする肌です。
このように 一口に敏感肌といっても色々です。
ですが!アレルギーや体質的に敏感な人は少なく、多くは間違ったスキンケアによって肌を乾燥させ、
皮膚バリアを弱めて皮膚内に異物質を浸透 侵入させやすくし
刺激に抵抗できないケースがほとんどです。
これは自ら招いた乾燥からくる敏感肌で 乾燥性敏感肌 などともいわれます。
敏感肌は自ら作っているケースも少なくない
私たち人は様々な外からの刺激(乾燥・紫外線・ダニ・ハウスダスト・寒気・雑菌など)を
受けながら生活しています。
そんな中、肌を健やかに保っていられるのは
外からの刺激を遮断する壁のような働き、バリア機能をもっているからです。
しかし、バリア機能に深く関わっているセラミドという脂質が少なくなると、
水分を保持する力が極端に減り、肌を乾燥させ皮膚表面に小さな隙間をつくります。
その隙間から皮膚の中に刺激や異物が入り込むと
異物の進入を防御するための免疫細胞が反応し、かゆみやかぶれなどの症状を起こします。
こういう敏感肌を起こす原因は、乾燥肌と似ています。
お湯での洗顔や合成界面活性剤などを使用した洗浄力の強い洗顔料やクレンジングの使用や
間違った洗顔法で、肌に必要な皮脂を取りすぎてしまい、バリア機能が低下して角質層に
細胞間脂質を溜めていられず、肌を乾燥させているのです。
そして、敏感肌用といった低刺激化粧品や無添加化粧品でスキンケアをしている場合は注意が必要です。
低刺激や無添加化粧品といっても、
肌のバリアを壊してしまう合成界面活性剤や合成ポリマーが入っているものがほとんどです。
合成ポリマーは刺激がないのが特徴で よく化粧品に使われている素材です。
敏感肌は乾燥肌の延長線でもあり、間違ったスキンケアで自ら原因を作っている場合が多くあります。
とろみのある保湿化粧水は貴方の肌を甘やかす
現在、保湿化粧品・無添加化粧品・美白化粧品 コンビニコスメの乱用でほとんどの方が
乾燥肌になっています。
無添加化粧品は合成ポリマーなどが入っていて
(高分子ポリマーのこと。広義の界面活性剤・サランラップや建築塗料同じような樹脂)
使用感は良いですが、肌がじわじわ乾燥してしまいます。
合成ポリマーは死んだ角質細胞の剥がれ落ちていくのを妨げ 延命します。
要するにゾンビ肌になります。
ターンオーバーが上手くいく肌は1か月に1度のサイクルですが
ゾンビ肌は肌が新しく生まれ変わるのを妨げられている肌なのです。
これでは 新しい肌が生まれ変われず 本当に美しい肌とは言えません。
とろみある保湿化粧水(合成ポリマー・樹脂)を塗って
肌の調子が良いなんて言うのは間違っています。
あなたの肌が潤ったのではなく、樹脂でカバーしているので
そう感じるだけのことであって、
何もつけていない素肌で 潤っているか どうかが問題なのです。
肌が化粧水をごくごく飲みほしている!なんて言っている方!
喜んでいる場合ではありません。
その感覚は バリア機能が破壊されている感覚ですよ。
人の肌に大切なのは、乾燥から守る皮脂です。
失われた水分や不足している皮脂を補い、
肌をメイクから守ることが真のスキンケアです。
それには乾燥して老化肌にならないためにも 化粧品は賢く選ぶべきですね。
弱肌の原因~22歳までの肌は成長期にある
メイクデビューが早かった人ほど 弱肌になりやすく 肌の老化が早いのです。
その理由は、
22歳までは肌は成長期にあり
その中で合成界面活性剤など 肌のタンパクなどを溶かすものが入っていれば
肌の成長を邪魔して 肌が成熟しきれない内に肌が弱るからです。
若ければ若いほど 美肌を維持したければ 化粧品は慎重に選んで
正しいケアをするべきです。
アトピー性皮膚炎の方
アトピー性皮膚炎の方は 病院やアトピー用の化粧品が症状が落ち着きますね。
ほとんどは、苦肉の策として合成ポリマーが用いられます。
現代は昔に比較して薄毛・乾燥肌・アトピー人口が増えているようです。
生まれつきの弱い肌やアトピーは 母体から胎児への影響かもしれません。
赤ちゃんが欲しいと思われている方は
合成界面活性剤などの成分がバリア機能を破壊し
シャンプーや毛染料なども含めた化粧品が皮内に浸み込んで体内に入り
羊水などに入り込み たんぱく質を溶かし
赤ちゃんの皮膚の成長を妨げているという可能性は否定できませんので
お気を付けください。