警告!ローションパックは肌のターンオーバーが遅れて老化早め逆効果
ローションパックは効果があるの?
そんな貴方へ
はい、マリリンです。ローションパックって、効果があるのかな?そう、興味をもたれる方もいらっしゃると思います。
最初は私も嬉々としてローションパックをやっていた頃がありました。ですが、毎朝毎朝ローションパックして、肌を水で膨らませるから、ハリが戻って若くなったように感じるけれど、
午後にはだんだんと肌がしぼんできて元通りになるのを見ると、一時的で虚しい気持ちになったりしますよね。水を入れて膨らまして、蒸発して、また水を入れて、蒸発して・・・とエンドレス。
(余談ですが、デイリーなので、3000円~程度の化粧水で行っていましたが、これくらいの価格帯だと1日もちませんでした。2万円くらいのものだと2週間くらいもつものもあります)
「私、こんなことを毎日毎日繰り返してなにしているのかしら?一時的な効果に魅力を感じない、根本的に解決できなかったら、意味ないわよね。」と、思っていました。
結局、ローションパックの効果を繰り返し追い求め、ダメージ肌になり、<美肌への急上昇を追い求めても、下げトレンドになる>ことに気づきました。
ということで、今回はそんな化粧水(ローション)パックに効果があるのか?についてのお話ですので、あなたの大切な肌を美しく保つために参考にしていただければ幸いです。
保湿=肌の水分補給ではない
世の女性の乾燥肌人口は増加するばかりです。色んな所で女性たちの肌の状態を聞くと、乾燥肌が多いこと多いこと。
肌が乾燥すると 保湿が大切だ!と、思うわけで、そうなると保湿=水分を補わなければと、「化粧水をたっぷり肌に飲み干してもらう!」という方がほとんどかも知れませんが 実は、
保湿に必要なのは、水分ではありません
肌にとって必要な水分は、真皮層という血液、神経が通う部分で保水されます。その多くは体の代謝に使われています。
乾燥と角質を含む表皮の含水量は殆ど関わっていません。代謝の一環で、よほどのことがない限り、水分がつきることはないとされています。
皮膚は皮脂膜という薄い油膜がしっかりしているので、皮内の水分が蒸発して逃げることができません。だから皮膚の中の水分もたっぷりで、みずみずしい肌が維持されているのです。
新生児と高齢者の皮膚の水分量はほぼ同じと言う事実
重ねて申し上げますが、皮内の水分は、体内の代謝のために利用されます。これは、新生児と高齢者の皮内水分量はほぼ同じなのです。
新生児と高齢者の肌の差は皮脂膜を形成し角質という壁を補強してくれる脂の分泌量です。それが皮脂です。
だから、赤ちゃんはタオル要らずで水はじきが良いですね。皮脂がよく出る健康な肌ほど水を強く水滴状にはじき返すというわけです。
乾燥の本当の原因
それなら、なぜ乾燥肌になるのでしょうか?乾燥の本来の原因は、皮脂欠乏症という脂の分泌に関わるものかバリア破壊で、例えば保湿化粧品を浸透させすぎたりすれば、バリアが緩み皮内の水分が蒸発して、肌が乾燥してしまうのです。
肌は何も食べません
これは頭に留めておいていただきたいのですが皮膚は体内を保護するために存在しているということです。排泄器官であって、消化器官ではないので、
外からいくら肌に水分や栄養を入れようとしても体は拒否します。
肌の弱い人なら防御反応として、かぶれたりなどの炎症、アレルギーになったりします。
肌の強い人の場合は異物の侵入から体を守るためにメラニン色素を分泌し、結果くすみやシミとなります。
皮膚バリアの存在理由を知れば、マリリンが「バリアを大切にして!」と何度も叫ぶ理由がわかるかと思います。
ローションパックは効果がないというより むしろ逆効果
出回っているほとんどの化粧水は、つければつけるほど保湿すればするほど、洗えば洗うほど、肌はどんどん乾燥していきます。だから、時間の経過とともに「もっと潤うものを!」と求めてしまいます。
20年以上前くらいからローションパックが美容の常識のようになり、確かに肌が潤うので、効果があるように感じられ、すぐに、「肌の調子がいい!」と、肌が一気に健康肌になったかのような錯覚を起こします。
ですが、それなら別にローションを使わなくても、持続時間の差こそあれど、水で行なっても同じことです。はっきり言って【お金の無駄遣い】なのです。
誰もが経験したことがお有りかと思いますが、ローションパックは長時間お風呂に入ったときに、指先など皮膚がふやけるのと同じ原理です。
このように、皮膚をふやけさせることによって、その後につける美容液やクリームなどを、より皮内の中に浸透させることが狙いなのです。なので更に肌がふっくらすると言うわけです。
ですが、これは角化不全にも繋がる恐れがあります。角質は本来枯れた死んだ細胞でやがては剥がれていきます(これがターンオーバー)。
でも、角質を水浸しにしてしまえば枯れることが出来ずに、いつまでも水分を与えられて細胞が死ぬに死にきれず、いつまでもゾンビのように肌に残ってしまいます。これをゾンビ肌と呼んでいます。
このせいで今の女性のターンオーバー周期が28日ではなく、それ以上になっているのです。皮膚科の医師によると42日位になっているという事でした。
それでは血行も悪くなり、肌もくすんでいきます。
肌は最高級の皮です。バッグだって最高級バッグをお手入れするのに、水につけたり、ローションパックしたりしないですよね。そう考えると、ローションパックがかなり肌にとってダメージとなり、逆効果なことがわかるのではないでしょうか。
新鮮な肌に生まれ変わることで、代謝よく、健やかで美しい肌を保てる、つまり肌の生まれ変わりが健康な美肌になる条件です。どんどん生まれ変わっていく新鮮な肌が1番美しいのに これでは老化する一方です。
化粧品の本来の目的
あまりにも保湿に頼りすぎてしまうと、先ほども伝えた通り、最高級な革製品を水に浸してお手入れしているのと同じ!
皮膚環境を壊してしまって、かぶれ、季節によって乾燥、敏感肌、インナードライ肌などの肌トラブルの原因になってしまいます。
すると、外からの物質や細菌を体内に入れないよう遮断する働きを備えている皮膚バリアは確実に弱くなります。
ということは、使い始めは潤いがあって、しかも水をたっぷり皮膚に含ませるので、刺激も感じにくく、とても肌に良いように思えても、結果、肌を弱くさせてしまっていくのです。
つまり、これが過保護なケアです。
これは、紫外線にも抵抗できない弱い肌をつくっているということにもなります。
本来 皮膚の環境を整えてくれ 皮脂が出やすい肌にする日本人の肌に合いやすい化粧水とは、
・引き締め
・殺菌
・抗酸化
この3つが揃っていることが健康な美肌に近づける化粧水と言えます。
なので、保湿剤ばかり多く入っているローションをつけて肌をシットリ潤したとしても、この3つがなければ皮膚は丈夫な健康肌になれません。健康肌になれないという事は美肌にもなれないという事です。
じゃあ、結局どうすればいいの?
ローションパックをやめて、肌のバリアゾーンを緩めたり、穴をあけるようなスキンケアをしないようにしてください。そうすることで、バリアが皮膚の内側、体内を守ってくれ、バリアが蓋となり閉じてくれているおかげで、
皮膚の内側から大切な水分が抜けていくことはありません。水分は皮膚からではなく、口から水や栄養を補うのが良いです、例えば、水分をこまめに摂ったり、良質なたんぱく質やビタミンなど食べ物で摂取すれば、弾力のあるみずみずしい肌を作れます。
ダメージ肌になっているなら、肌断食をお勧めします。弱った肌をリセットしてくれるので、生活に差し障りがなければ、肌断食は絶対に行った方が後々の肌にとって大変良いことです。
1度にお話ししても覚えきれないし、実践も出来ないので、そのあたりのことは、徐々に他の記事も読み合せていただくと、だんだんと何をすれば、良いのかがわかってきます。
と、長くなりましたが、女性の財産である大切な肌をどうか、正しいスキンケアで労わってあげてほしいと思います。ここまで読みいただきまして、有難うございました。
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Comment
ローションパックについては初めて知りましたが、乾燥肌にはなりたくないですよネ!
昨日のブログ同様、
コラーゲンの摂取をしていきマス!!
大信田様 ありがとうございます^^
ビタミンも一緒に摂ってくださいね^^