洗い過ぎやダメージ肌は悪臭の元!贅沢な化粧水風呂で体臭対策
汗の匂いや体臭が気になる
簡単な体臭対策はないの?
そんなあなたへ
蒸し暑い日がやってくると、誰もが体の匂いには気を遣いますよね。好き好んで、自分から嫌な臭いを発したい方はいません。
私には麻薬犬並みの嗅覚を持っていて、調香師になれそうなほどという友人がいます。しかし多くの人は、そこまでの敏感さは持ち合わせていませんし、ましてや自分の臭いともなれば、長年の慣れもあり、意外と気づけないものです。
そうすると、周囲の反応が気になりだし、仕事に集中出来なくてミスをしてしまったり、疑心暗鬼に取り憑かれ、お誘いがあっても断り一目散に帰宅し、せっかくの良い機会を逃してしまったりと、残念な展開になるかもしれません。。
例えばあなたが、周囲の人の臭いに気づいたとして、指摘するのには、かなりの勇気が必要ではないですか。酷い場合は人間関係まで壊れしまうお話もよく耳にします。
今回の記事では、<肌と頭皮から放つ体臭>を気にせずに、快適でいられる方法をお伝えしますので、お仕事の集中力も能率もアップしますし、人間関係を壊すこともなくなります。
今回の記事では、<肌と頭皮から放つ体臭>を気にせずに、快適でいられる方法をお伝えします。お仕事に集中できるようになるのでも能率もアップするでしょうし、臭いのために知人との仲が疎遠になることも無くなり、人間関係を壊す恐れもなくなるでしょう。
何より、血行促進、ストレス解消、疲労回復、リラックス効果、安眠効果などの効果がオマケでついてくるので、これをやらない手はないですよね。 すぐにでも、始めたくなってきましたか?始めたいですよね?では、早速、ご紹介します!
体臭にも色々ある
体臭にも色々あるようで、女性でも男性ホルモンが優位になって、おじさまと同じ匂いになる方や、ダイエット臭、更年期以降の加齢臭、疲労臭に、ものぐさ臭、ストレス臭、食べ物臭、口臭、頭臭い・・・などなど。
他にも数多くの臭いが存在します。 年代によっても体臭は異なりますし、食習慣でも違いが出ます。外人と日本人でも体臭は違います。 これらの臭いには、それぞれの対処法があり、
共通するものもあれば無いものもあり、さらに対処法が不明のものもあります。 今回は、この数ある臭いの中から体の皮膚や頭皮が放つ体臭に限定させていただきます。
洗い過ぎ、ダメージ肌は臭いの元 体臭もですが、頭臭いなどは、お昼時ともなれば、30代以上の方の多くは当たり前のように出始めていると思っていただいたほうが良いでしょう。
習慣で1日2回、朝と夜に洗浄力の強いシャンプーできちんと洗髪している人が、数時間後には頭臭いがしはじめたりします。ボディも同じです。 当たり前に、清潔にしているはずなのに、変ですよね?
肌には、常在菌がいる事をご存知ですか?善い菌である表皮ブドウ球菌などが、皮脂を食べることで、分解された脂肪酸によって、肌が弱酸性に保たれます。
それが肌にとって、最も健全な状態で、悪い菌の増殖が抑えられ、嫌な臭いがしない状態なのです。悪い菌のほとんどは、アルカリの状態を好むので、弱酸性の肌には寄り付きません。
ですが、純石鹸はアルカリ性なので、それを使って体などの汚れをキレイさっぱり洗い流すと、せっかくの善い菌たちも同時に洗い流してしまうことになるのです。
ですが、純石鹸の良いところは、空気や水、皮脂などに触れると、簡単に界面活性力が低下することです。したがって、純石鹸をしっかり泡立てることで界面活性が弱まり、これで洗うことにより、
正常な健康肌であれば、 10分ほどで、新鮮な皮脂が分泌され、弱酸性の良い肌状態に戻り始め、善い菌が喜んで増えるような肌となります。
しかし、これが汗や皮脂が分泌しにくいダメージ肌ですと、善い菌は増えてくれないので、肌を弱酸性の状態に保つことができず、弱アルカリ性に偏った状態になってしまいます。
この状態が、黄色ブドウ球菌など悪い菌にとっては、パラダイス、快適な環境なので悪い菌が喜んで増えていきます。そして、臭いの原因や炎症を起こしてしまう原因となるのです。
ボディソープ(液体の石鹸を除く)の多くは合成界面活性剤で石鹸とは性質が違うので、空気や水、皮脂などで界面活性力が壊れることはなく、肌のバリアゾーンを緩めてダメージを与えやすくします。酸性だろうとアルカリだろうと関係はありません。
ですから、体臭を予防するには、ボディソープ(液体の石鹸を除く)で洗うより、石鹸で洗う方が肌を清潔に保ってくれます。(ただし、石鹸でも他の物でもすすぎ残しがあれば臭うのは同じです。)
これは私や、マリリンの生徒さんたちも実感していることなのですが、頭を石鹸シャンプーで洗う方が、よく売られている(合成界面活性剤のシャンプー)で洗うのと比べ、全く頭臭いがしませんし、
体も、石鹸で洗う方がボディソープ(液体の石鹸を除く)よりも、爽やかさが長続きします。 なので、マリリンの生徒さんたちは、ご自分のお子様もご家族は全員、石鹸で洗髪し、石鹸で体を洗っています。
おかげで、合成界面活性剤のシャンプーやボディソープを使っていた頃よりも、 爽やかさが長く続くので、お子さんが学校から帰ってきても、今までのような不快な臭いはしなくなったそうです。
化粧水風呂で体臭予防!化粧水風呂の作り方
ダメージ肌の人の肌はアルカリ性に傾いている時間がかなり長く、やっと善い菌が戻りそうなところで、次の日のお風呂の時間がやってくるくらいのタイミングです。
それを考慮して推察すると、ボディソープや一般のシャンプーで1日何度も洗うと、善い菌の繁殖する時間を与えず、悪い菌の繁殖を助ける事になるわけで、
つまりは臭いがする原因を増大させているということが嘘でも偽りでもないと言えるわけです。
そこで、そうならないように、化粧水風呂に入ることで肌をアルカリから弱酸性にして、悪い菌が増殖しない状態にすれば、臭いの元を作らなくて済むわけです。
更に化粧水風呂が体臭の原因となる、アルカリ性のアンモニア(老化で代謝が悪くなると多くなる)を抑えてくれるので、体臭予防としても役立ってくれます。
化粧水風呂の作り方はとても簡単ですので、誰でも材料さえあれば、今日からお試しになれます。
化粧水風呂の作り方
<材料>
クエン酸 (薬局で購入します)
お湯 <化粧水風呂の作り方>
1、ご家庭の浴槽(約200Lくらい)に、お湯を溜めます。
2、お湯が多めなら大さじ3杯、少なめなら2杯を入れて、
3、良くかぎ混ぜます。
贅沢なバスタイムを優雅に楽しむために、お好きなエッセンシャルオイルを浴槽に入れずに、お風呂の床のお湯のかかる隅の方に、適量垂らしてください。
良い香りに包まれながら、ゆっくりバスタブに浸かることで、血行促進、リラックス効果、ストレス解消、疲労回復、安眠も促せます。直接香りをつけなくても、エッセンシャルオイルの香りが体に移るので、嬉しいですね。
ですが、ここで注意するべき点が3つあります。
1、エッセンシャルオイルはバスタブに入れると、肌についた時にアレルギーやかぶれの原因になりやすいので、直に入れないようにしてください。
2、オイルを垂らすのも、床の隅の方でないと、足を滑らせて危険なので、お湯のかかりそうな隅の方に垂らしてください。
3、悪い菌にとって、都合の良い状態を作り出しやすいダメージ肌の場合は、化粧水風呂でリセットしても、また数時間後には悪い菌の住みかとなりますので、普段のケアも必要です。
3の方は、スプレーボトルに 水道水100ccに、クエン酸の耳かき1杯の化粧水を作って、汗をふき取った後に、スプレーをかけてなじませれば、臭いを気にせずに済みます。 ですが、1番良いのは、日頃からダメージ肌を改善するべく、全身スキンケアを行えると良いですね。
まとめ
いかがでしたか?洗浄力の強いものを使ったり、洗いすぎ、ダメージ肌の方は、臭いがし易くなる。ということがお分かりいただけたかと思います。
まとめますと・・・
・肌には、常在菌が存在している。
・善い菌である表皮ブドウ球菌などが皮脂を分解したもの=脂肪酸によって、肌を弱酸性に保つ。
・肌にとって、最も健全な状態が弱酸性で、悪い菌の繁殖を防止するので、嫌な臭いがしない。
・悪い菌のほとんどは、アルカリの状態を好むので、弱酸性の肌には住めない。
・お風呂に入ると、良い菌も悪い菌も洗い流されるが、正常な健康肌であれば、健全な状態に戻りやすい。
・ダメージ肌は、善い菌が増えにくく、悪い菌の住みやすい環境となり、臭いの原因になりやすい。
なので、体臭対策として、化粧水風呂に入ることで、悪い菌が増殖しない状態にすれば、臭いの元を作らなくて済み、更に化粧水風呂が体臭の原因となるアルカリ性のアンモニア(老化で代謝が悪くなると多くなる)を抑えてくれます。
是非、早速、体臭対策に化粧水風呂を試してみてくださいね。そして快適な毎日をお過ごしくださいね。それでは。