【人気ブランド】香水の選び方と使い方
香水の選び方・使い方がわからない
そんなあなたへ
香水も上手に使いこなせたら、エレガントな極上レディの出来上がりですね。でも、今更、聞けないこともあるでしょう。香水に関しては苦手と言う方でもちょっと知っておくだけでも役に立ちますよ。
フランスは香りの文化と言えるほど、香水の呼び名も濃度によって、多種多様です。香水って、日本人にはなかなか受け入れがたい部分があり、香水の選び方やつけ方、使い方がわからない方が多く、ただ、他人の香りを厳しく批判する方が多いような気がします。
「香水の趣味を批判されると嫌なので、香水はつけたいけど、我慢してる。」と仰る方もいますが、ちょっとだけでも香水をつけたい日、華やぎたい日って、ありますね。そんな時の為にも少し知識を入れておきましょう。
香水でなりたい自分になる
香水も目的を持って選ぶことが大事です。「どんな自分になりたいか?」「どんな目的で使いたいのか?」を考えてみてください。以下に大きく4つに分けてみました。
- 元気を出したい・気分をリフレッシュしたい
- 体臭対策
- イメージを演出したい(セクシー・エレガント・キュート・アクティブなど)
- 異性にアピール
この他にも、色んな要望があります。若く感じさせたいとか、フォーマルな雰囲気に合うものなどなど、ご自分はどれを必要としているのか?です。
そして、ランキングや売れ筋などに拘らず、自由に選んだほうが良いですね。なぜなら、自分が好きな香りが自分を押し出してくれるからです。好きな香りはとても気分が良いですものね。
香り別使い方
日本では香水は香水でしかないですが、フランスでは、パルファン・オードトワレ・オーデコロンなど、呼び名が多種多様にあります。香りの持続時間や濃度の違いで、呼び名が違うのですよ。ですが、特に規制がないので、呼び名はメーカーの自由です。例えば、パルファンはイメージが良いからか、「これ、パルファンなの?」と思うようなパルファンもあるということです。
フレグランスは、香水の意味だと思っている方が多いようですが、本当はそんな狭義の意味ではなく、芳香剤などにも使われる香料そのものを指すようです。
余談ですけど、フランス語である、オー・デ・パルファン、オー・デ・トワレのオーデ(Eau de)は、日本語で<水の>という意味なのですよ。
さあ、つけ方ですが、その香水の濃度で、つけ方が違います。下の香水の種類別の表を参考にしてつけてください。
呼び名 | 特徴 | 持続時間(時間) | 使い方 |
パルファン | 高濃度なので少量でもしっかり香る | 5~12 | 点を1つ、つける感じ |
オー・デ・パルファン | パルファンに近い濃度ながら、パルファンより気軽に手に入り、使える | 5~12 | 細い線を1本書くように伸ばす |
オー・デ・トワレ | カジュアルめ。オフィスや学校、普段使いに | 2~5 | 細い線を1本書くように伸ばす |
オー・デ・コロン | あっさりとライト感覚。香りが薄いのでつけすぎの失敗が少ない | 1~2 |
面でつける感じ 多めでも大丈夫 |
香水をつける部分
つける場所ですが、香水は温度が高い所が揮発しやすいので、脈打つような血管が近い場所が香り立ちます。香水を直接つけますが、シミにならないように紫外線が当たらない部分につけます。
一般的なのは、耳の後ろですが、その他にも 膝の裏、腕の内側、手首内側、肘内側、腰、お腹なども良いです。私は髪につけることが多いです。
香りも 時間でグラデーションで変化するので、楽しんでみてください。
香りだち | つけてからの時間 | 香り方 |
トップノート | 10分程度 | 香りの印象 |
ミドルノート | 3時間程度 | 香水の個性の香り・テーマ |
ラストノート | 12時間程度 | 残香・余韻の香り |
香りを選ぶ
友人がフランスへ行って、調香師に指導を受けたことがあるのですが、(ゲイの調香師さんで、とても意気投合して楽しかったそうです。)やはり、プロの嗅覚は凄いらしいです。麻薬犬以上の嗅覚?というようなスーパー嗅覚の持ち主だったそうです。
ですが、一般の並の嗅覚では、1度に嗅ぎ分けられる香りは3種類ほどだそうですので、売り場へ行って、多種類試そうとしてもわからなくなります。
ですから、人気ブランドで売れているものでも、まず香りの系統を調べておいて、3種類試せると良いです。その時、試す香りは何系なのかを決めておくのも良いですね。色々タイプはありますが、6つだけあげておきます。これで、ご自分のなりたいイメージに添って選んでください。
- フローラル 花 かわいらしさ
- オリエンタル エキゾチック オリエンタルスパイス 動物系 セクシーなイメージ
- シプレ 苔 フォーマル
- フゼア 爽やかセクシー メンズ系に多い
- シトラス 柑橘系 新鮮さ・爽やかさ・カジュアル・ユニセックス
- グリーン 樹木 ナチュラル系
解り易いものをあげれば、シャネルの5番はフローラルアルデハイディック系、19番はグリーン系です。ラッシュ2、ポロ、エンヴィ、シプレー、ミツコ、はシプレー系、サムライ、エゴイストはオリエンタル系です。
参考にですが、人気ブランドの香水は年代でやはり違い、
20代 Chloe(クロエ) BVLGARI(ブルガリ) Salvatore Ferragamo(フェラガモ)
30代 CHANEL(シャネル) Chloe(クロエ) Hermès(エルメス)
40代 Hermès(エルメス) CHANEL(シャネル) Chloe(クロエ)
どの年代にも人気なのは、Chloe(クロエ)ですね。あとは、ここにはないですが、Dior(ディオール)も人気のようです。
因みに、マリリンは、シャネルも好きですが、エルメスのローズ イケバナ(Rose Ikebana)、キュイール ダンジュ( Cuir d’Ange) にはまっています。オードトワレなので、もちろん、普段使いにしています。
香水を選ぶときの注意点
疲労時や体調が思わしくない時は嗅覚も変わりますので、そんな時は香りを選ばない方が良いです。コンディションが冴えているときに選びに行きましょう。
そして、お好きな香りを見つけたら、ご自分の定番となるまでは小さなサイズのものが良いですね。香りの好みが変わっても大丈夫なようにということです。
それと、目的やその時のなりたいイメージや気分に合わせて、何種類か選んでおくと便利ですよ。
それでは、今日から自分のなりたいイメージや目的を意識して、香水を選んで、使いこなしてみてくださいね。きっと楽しくなって、良いことが起こりますよ。