キレイな人は知っている!美肌スキンケアに必要な化粧品選びの注意点
化粧品の選び方がわからない
モテ美肌になりたい
そんな貴方へ
よく聞くパラベンという言葉
貴方は このパラベンとは どんなものかご存知でしょうか?
ただ 「みんなが騒ぐから」
「化粧品会社がパラベンフリーです!と、言うから
悪いものなんじゃ・・・」
ここでパラベンは入っていても大丈夫なのか?についてお伝えします。
パラベンとは
パラベンとは 化粧品などの防腐剤として よく用いられています。
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
イソブチル、ベンジル、及びこれらのナトリウム塩があります。
以前は化粧品に2~3種併用した場合は、
一括して「パラベン」と表示されていましたが、
現在は全種類を表示するよう義務付けられました。
毒性は、ブチル、プロピル、エチル、メチルの順に強く、
当然この順に防腐効果も高いのです。
ブチル、プロピルは油溶性で、エチル、メチルは水溶性です。
以前に新聞にメチルパラベンの問題について書かれたことがありました。
メチルパラベンに光毒性があるといった内容の記事だったかと思います。
安全性の高い防腐剤であることが確認されているから
パラベンを使用しているメーカーがあるのです。
パラベンが浸み込む肌は不健康
メチルパラベンは水溶性物質です。
皮膚のバリアは水溶性物質には特に強く反発して浸透を拒みます。
バリアゾーン(角質層+顆粒層)が健康であれば、
例え仮にパラベンに光毒性があったとしても、何も心配することはないのです。
パラベンは世界的にも安全だという判断のもと、
今も防腐剤では1位を独占しています。
では、私の肌は大丈夫だろうか?
そう思われましたか?
どういう状況でこのバリアが破壊されるのでしょうか?
それは 色々原因はありますが
1番多いものはやはり
◆洗浄化粧品・・・クレンジング、洗顔フォーム
◆ジェル系基礎化粧品・・・化粧水、美容液、乳液、クリーム、オイルフリー
◆バリア破壊をする事が前提の化粧品・・・美白化粧品、アンチエイジング化粧品
◆保湿化粧品
などで、バリアゾーンが壊れるのです。
今まで これらの化粧品を お勧めしない理由が解りましたでしょうか?
皮膚のバリアが肌の美しさと健康のために、
毒性物質を防ぐためにも、最も大切なものであるからです。
因みにですが、
パラベンの総使用限度は100g中最大1.0%以下に定められています。
自然系といわれるヒノキの成分「ヒノキチオール」の
適正使用量はパラベンの10分の1の0.1%以下となります。
イメージとしては、ヒノキチオールの方が植物性で良いような印象でしょ?
実はパラベンよりもヒノキチオールの方が、刺激性は強いのです!
たまに殺虫剤にも入っているものを見かけます。
▲ここから先は絶対に通しません!
防腐剤を使用するのは肌の健康のため
実は、黄色ブドウ球菌等の異常増殖を防ぐためにも、
化粧品の殺菌、防腐剤を必要最低限度活用することも
肌を健康に保つ大切なものなのです。
防腐剤にはこのような役目もあるということです。
化粧品に防腐剤が入っていないという事は
腐らないような基材で作られているか
例え 消費期限があったとしても
それは ただのポーズかもしれません。
どちらにしても 防腐剤の入っていない化粧品の方が
肌のバリアを壊す可能性は否定できません。
防腐剤だけで化粧品は良し悪しは判断できない
このような防腐剤のリスク・安全性は単品では一概に判断できません。
どのような乳化をしたクリームなのか?
水が多くどうしても強い界面活性剤を使わなければ安定しないのか?
保水による保湿を意識したものか?
油(脂)での補強によるエモリエントを考えたものか?
洗浄性はあるか?
など 色々その全体の成分構成からと商品の使用コンセプトから考えて
初めて正確に判断できるのものです。
化粧品選びの第一歩は、肌の仕組みと、肌と化粧品の関係を知ることです。
これが分からないと、単体の毒性成分にとらわれてしまい
「鹿を追う者は山を見ず!」と同じようなことになってしまいます。
添加物だけで化粧品を判断するのは不勉強です。
勿論、食品とも区別して考えるべきなのです。
口から入れば 肝臓で解毒されますが
バリアが壊れて皮膚から入ったものは解毒されません。
化粧品に関しては 自然のものだから安心とは限らないのです。
化粧品選びの注意点
化粧品選択で、一番避けなければいけない成分は2つあります。
強い洗浄力と強いタンパク溶解性を持つ合成界面活性剤です。
肌表面の角質層はタンパク質で出来ています。
そして肌はラップを2枚重ねた程度しかない厚さしかありません。
合成界面活性剤は皮膚のバリアをじわじわと壊してしまいます。
もう1点、避けなければいけない成分は、合成ポリマーです。
合成ポリマーを使用すれば、肌の健康美を守っている約150種類の美肌菌にとっては、
最悪な皮膚環境となり 住めなくなってしまいます。
添加物による痒み対策
もしも バリアが壊れていて化粧品による痒みが生じた場合
痒みは外部からの刺激が皮膚内部へ伝わり肥満細胞という細胞からヒスタミンが遊離し、
神経の末端を刺激されて起こるものです。
皮膚のバリアが弱っていると温度変化にも影響を受け、
黄色ブドウ球菌等が肥満細胞を活発にさせる場合もあります。
痒みも乾燥もバリアが弱っていることが大きな原因です。
ひどい場合は、アトピーになってしまいます。
化粧品によるかゆみやかぶれは直ちに使用を中止して
様子を見て 治まったころに良いクリームで角質を強化しつつ、
必要最低限の洗顔ですごすのが1番です。