肌のプロが教える!混合肌の特徴と原因とスキンケア対策
混合肌でお悩みの貴方へ
混合肌の特徴
・おでこや鼻は脂っぽいが、頬や目や口周りは乾燥している
・乾燥しているのにニキビができる
普通肌の皮脂の量
自分は本当に混合肌なのだろうか?
そう思う方も少なくないと思います。
では、どういう状態だと 普通肌と言えるのでしょうか?
皮脂の分泌量は年齢や季節、気温、体調、睡眠時間などによって変わります。
また顔のなかでも部分によっても違い、目もとや口もとなどは皮脂量が少なく、
額や鼻は皮脂量が多くなります。
これは健康な普通肌の状態と言えます。
一般的に皮脂の分泌量は20~25歳までにピークを迎えると言われていますが、
化粧品デビューの早い現代では この肌の曲がり角が早くなったと言われています。
そののち、皮脂は年齢を追って だんだん減少していきます。
また、皮脂の量はいつも一定ではなく、洗顔後は皮脂を多く分泌したり、
気温の低い冬と高い夏とでは、額の部分については約2倍の違いがあるといわれています。
混合肌と言う方は 多いですが 通常は Tゾーンは脂っぽくて普通なのです。
そして 若い証拠でもあります。
なぜ?
それは・・・
Tゾーンや鼻は紫外線を浴びやすい部分です。
なので、早く保護、強化するために皮脂が多めに出て 特に脂っぽいのです。
混合肌の原因は大別して2通り
今まで使用していた化粧品で混合肌になってしまったものは
脂っぽい部分と乾燥した部分が極端で 面倒な肌になっているはずです。
混合肌とは、脂っぽい部分と乾燥する部分が混在している状態のことをいいます。
皮脂の量は先ほどの説明の通り、いつも一定ではありません。
顔の部分によって皮脂量の差が顕著な場合や、目元 口元の乾燥が激しい場合は注意が必要です。
混合肌の原因は大きく分けて2つあります。
ひとつは、皮脂量が減っているのに皮脂対策ケアが習慣化してしまい、
さっぱりタイプやオイルフリーの化粧品を使い続けた間違ったスキンケアで肌を乾燥させてしまったケース。
もうひとつは、肌の皮脂テカリやメイク崩れを気にして洗いすぎたり、
あぶらとり紙で皮脂を取りすぎてしまっているケースです。
肌は適度に油を与えないと、乾燥から肌を守るために多く皮脂を出します。
そうするとTゾーンはより脂っぽく、もともと皮脂の少ない目のまわりや口もとは乾燥してしまいます。
混合肌のケア
このように、皮脂対策に偏ったスキンケアが混合肌の原因となってしまいます。
そこで 角質を保護する化粧品を使用することで
角質が強固になり 乾燥も過剰な皮脂もおさえられるのです。
これは皮脂バランスが整ってくるからなのです。
何も特別なことでなく バリアを大切にする化粧品を使用していれば
徐々に 混合している実感がなくなってきます。
そして、早く美肌になりたい方は、泥土系パックをされると
しだいに小じわ肌も気にならなくなり、肌にハリと透明感が出て
真の美肌を手に入れることも夢ではないでしょう。
インナードライ肌?疑ったことがありますか?
今 非常に増えてきているのが 乾燥しているのに
「自分は混合肌だ!」と 思い込んでいる人です。
原因としては 主に洗浄化粧品や角質ケアのし過ぎなんですけどね。
一般的に「インナードライ」「オイリードライ」と、言われています。
バリア機能を破壊する浸透型化粧品を使ったがために乾燥してしまって肌が
皮脂を出して守ろうとしてそうなってしまっているのか?
顔の洗い過ぎ 擦りすぎによる バリア破壊+皮溝が浅くなる(無くなる)ことで
ただ単に皮脂が洪水を起こして 皮脂過多に見えているだけなのか?
現在 良くない化粧品(クレンジングや洗顔料、石鹸)や間違った洗顔、
さっぱりさせすぎなどで本当は乾燥肌なのに 偽装脂性肌の隠れ乾燥肌!
貴方は偽装脂性肌 か?本物の脂性肌か?
これはどちらか診断しないと 原因は似ていたとしても ケアの仕方が変わってきます。
貴方は 実は混合肌ではなくて、隠れ乾燥肌のインナードライかも?
ニキビだけど 脂っぽいけど乾燥もする貴方はこちらの記事で診断を。
→ 実はインナードライ!乾燥なのに大人のニキビ?トラブル満載肌に決別