乾燥肌の原因は保湿剤のせい？ー自らうるおう肌になるには
いつまでもキレイな肌でいたい
付け焼刃的なケアじゃ嫌！
そんなあなたへ
今日は、いつも よくご質問を下さっているM様から
質問があり、似たような質問が数件ありましたので、
記事にて、お答えさせて頂きますね。
以下が質問です。
読者Mさんからの質問
読者M ：最近、ベビーオイルというものがある芸能人から流行しているようで、その芸能人さんはベビーオイルを洗顔フォームに混ぜ合わせ泡立てて洗い流しているということでした。
周りの反響はどうなのかといくつかブログを見つけ拝見をしましたが、
「本来オイルというものは洗顔後の保湿剤として使用するものだから洗い流し専門で使用するということは矛盾している。」
と書かれている方がいらっしゃいました。
洗顔のときに混ぜて使用するべきか乾燥防止として洗顔後、美容液として使用するべきなのか、そもそも使用すべきものではないのか。
どうなのでしょうか???
ちなみに現在は、○○○社の×××クレンジングフォームという洗顔フォームをしようしています。
さっぱりとしっとりとあって私はさっぱりを使用しています。
使い心地と香りがお気に入りで…＾＾
水溶性コラーゲン、加水分解エラスチン、グリセリン（保湿）が入っているようです。
洗顔化粧品に入っている保湿剤は洗い流してもとれない
マリリンの考えとしては、スキンケアは、
エンターテイメントでもファッションでもないので、
流行は良い方法でない限りは取り入れません。
理由は、皮膚の仕組みや働きは
いつの時代も変わらないからです。
「洗顔後に保湿剤を使うから、
洗い流しで使うには矛盾がある。」
ということに関しては、
矛盾かどうかはまた、別として、
巷に出回っている洗顔フォームや
クレンジングフォーム、複合石鹸などは、
殆ど、界面活性剤（保湿剤）は入っています。
（合成界面活性剤には洗浄剤、閉塞剤、保湿剤などがあります。）
洗い流したら、肌に何も残らない！
と思っている方が殆どでしょうが、
実は保湿剤などは取れることはなく、
肌に暫くの間、残留します。
なので、それで顔を洗うと突っ張らないのです。
（それが肌にとって良いか悪いかは別ですが）
多くの方が 合成界面活性剤でメイクを落とし、
合成界面活性剤で顔を洗い、
合成界面活性剤や合成樹脂でスキンケアをしているので、
肌が突っ張ることはないですが、
使用をやめると、使用前より
肌の状態は悪くなっているケースが多いです。
さて、問題のベビーオイルを混ぜるか、
混ぜないか迷っているという事ですが、
マリリンの考えでは、
マリリン流スキンケアを行っている方には、
全く必要ありません。
肌の仕組みと働きを邪魔せず、
肌環境を整える化粧品で、ベーシックなスキンケアを
しているので、混ぜない方が良いです。
ですが、マリリン流スキンケアでない方、
マリリンがおススメしない化粧品をお使いの方は、
ベビーオイルを混ぜることで、
お使いのクレンジングフォームの中の
合成界面活性剤の威力を半減させ、
洗浄力を弱めてくれるので、
そのまま使うよりはマシかなと思います。
これはクレンジングフォームに限らず、
化粧水や美容液でもクリームでも
シャンプーなどでも同じことが言えます。
ですが、後から使う基礎化粧品も
少し意味がなくなります。
でも、そんなことをするなら、
はじめから、肌の仕組みや働きを
邪魔しない化粧品を使った方が良いですね。
洗顔に保湿は必要ない
マリリン流スキンケアでは、洗顔に
保湿剤はNGだという考えです。
この保湿剤は合成界面活性剤であっても、
なくても肌を甘やかすことになるからです。
肌を甘やかすと、肌は、
「別に皮脂なんて、出さなくても
外から与えてくれるから 出さなくてもいいや！」
と、仕事をさぼるようになります。
なので、使っているときは、
肌の調子は良いと錯覚しますが、
５年先、１０年先の肌は、使わない人の肌より
乾燥老化が進んでいる可能性が高いです。
クリームにしてもそうですし、
悪い成分が入っていないからと
閉塞作用の強いワセリンや馬油などを
使用すれば、ニキビが出来たり、
皮脂を自分で出せない肌になったりの
万年乾燥肌になったりする場合があります。
成分が良くても悪くても
肌の仕組みや働きを阻害するようなものは
使ってはダメなのです。
わかりやすく言えば、
いくら保湿と言えども、
完璧に密封しては、肌が窒息してダメになります。
通気性の良いクリームを選ぶべきですね。
スキンケアは偏ってはダメで、
バランスが大切なのですよね。
洗顔料に保湿剤を入れても
肌を甘やかし、結果、美肌になれず、
乾燥肌になってしまったら、
意味ないですね。
洗顔は肌を０の状態にリセットするために、
肌の汚れを落としつつ、
自分の皮脂を取り過ぎない石鹸がベストです。
保湿と言うより、皮脂や美肌菌が肌にとって
１番大事なものですから、
足りない皮脂を補うためにクリームを塗る程度で、
マリリンの美人塾受講生様たちは、
良い結果を出しています。
使用感優先で化粧品を選ぶと老化肌になる可能性が高くなる
使用感が良いという事ですが、
使用感をもし優先しているならば、
それは老化肌になる可能性が高くなります。
使用感の良さは、合成界面活性剤や
合成ポリマーなど入っていたり、
ジェルなどは、樹脂で肌を包む感じの・・・
要するに薄いラップでラッピングしている状態です。
これは肌のターンオーバーを邪魔するので、
肌の生まれ変わりが出来ないでいます。
最悪、角化不全にもなりかねないので、
おススメしません。
最後に
１０代、２０代前半くらいだと、
芸能人の新しいケア方法や化粧品が気になると思います。
確かに私も１０代の頃は、そうでした。
ですが、彼女たちは美容専門家でも何でもありません。
また、使用しているものもお仕事で使用している場合もあります。
あまり、一時的な流行や他人に左右されずに、
化粧品を使う事よりも先に
肌の知識やケアの技術を覚えて、
何より、美肌の材料は食べ物ですから
美肌になるような食べ物をバランスよくとって、
よく寝て、よく笑って、よく泣いて、
恋もして！
肌の仕組みや働きを邪魔しない化粧品で、
あなたに合ったスキンケアをされる方が
ずっと永く美肌でいられる秘訣だと
マリリンは思いますよ。
画像/著作者: Nastya Birdy
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