炭酸ガスパックを体験してみたけど実はどうなの?
10年先も20年先も美肌でいたい!
そんなあなたへ
こんにちわ、マリリンです。
今日は炭酸ガスパックについて、
読者様から質問がありましたので、
皆様もご興味がおありになるかと思い、
記事にしてみました。
炭酸ガスパックって、どうなの?
読者K様より ご質問です。
読者K : 「マリリンさん、こんにちは。炭酸ガスパックは肌にとってどうなんでしょうか?私は何度も使ったことがあり、即効性がすごくて気に入っていました。
床ずれの治療に使われているとも聞いたことがあります。でも実際、肌にとってどうなんでしょうか?」
化粧品には3種類ある
マリリンが考える「化粧品には3種類ある」
その3種類とは、
1、即効性はあるが、バリアゾーンを操作するため、日本人に多い肌質なら、弱い肌・乾燥肌・老化肌になっていく可能性が高い。
美肌菌が住みづらい。
1番多いタイプの化粧品。
2、即効性はないが、バリアゾーンを守り、肌環境を大切にするため、永く美肌でいられて、老化も緩やか。美肌菌が住める状態。
このタイプの化粧品は希少。
3、即効性はなく、肌環境を維持するには不完全。
この3つです。
炭酸ガスパックは、モノによりますが、1と3に該当します。
バリア機能が緩んで肌が弱くなる
炭酸ガスパックは、ジェリー状のものに粉を入れて混ぜる方式のものが多いですね。
肌を弱酸性にしてくれる点だけは良いですが、結局、これも肌のバリア機能を緩めてしまうので、1度お試しするくらいであれば、肌がどうなると言うわけでもないですが、
このパックを使うと、肌がプルプルになるので、(保湿化粧水がジェル状パックに変わっただけのこと)肌の調子が良いからと言って、連用すると、肌は弱くなります。
バリアゾーンを大切にしたい方は、使わない方が良いでしょう。
効果的だと言われるものはそれほど入っていない
成分的には、疑似ホルモンなどが入ったものもありますが、(ホルモン系は即効性があり、万能です)毒にも薬にもならないような処方のものが多いですね。
なぜかというと、パックなどで効果のありそうな成分を入れると、バリアゾーンが緩み、かぶれる確率が高くなるからです。
目玉成分は目くらましのおまけ程度
化粧品のほとんどは、効きそうな成分が入っていたとしても、工場に届くエキスなどの原料は、原液でなく、薄めたものが届きます。
ですので、それを耳かき1杯程度、入っているか、いないかくらいの量なら、毒にも薬にもなりませんね。
ですが、バリアが緩んだりした肌には浸透してしまう可能性があるので、しみなどの原因にはなりやすいです。
そこにわざわざお金をかけて、バリアゾーンを緩めて、万年乾燥肌の老化肌にならないためにも、肌を弱くすることはないのかなと思います。
医療に使われるから美容にもいい!は間違い
床ずれの治療と言うのは、皮膚炎の予防のために、保湿クリームを塗るそうなので、おそらく、肌がプルプルになるからではないでしょうか。
私が目指す「一生美しい肌でいる」という美の目標に沿ったものと、高齢者の健康のためのものとは、ずいぶん違いはあります。
それと、美容目的と医療目的では随分と違いがあります。医療目的で、医師が使う薬品なら、美容の立場からとやかく言う範囲ではありません。
「医療で使われるものだから、美容にも良い!」は間違いですので、そこのところを勘違いされないようにして下さい。
医療行為としては、皮膚の疾患部分を治癒させるのに、例外を除いて、バリアゾーンは破らなければ、治療が出来ません。
(ホルモン使用ならバリアゾーンは破壊しなくても良い)
ですが、美容の場合、肌を健やかに美しくするのが目的なので、バリアゾーンは緩めたり、壊したりしないことが美肌になるためには基本中の基本です。
パック本来の目的
パックの本来の目的は、保湿や美白ではありません。
バリアゾーンがあるので、保湿・美白成分は浸透しません。成分を浸透させるなら、バリアゾーンを緩めなければ、不可能です。
では、「どうしてパックをするのか?」についてですが、
角質ケアのためです。角質は加齢などで自力ではがれにくくなってきます。
「面の皮が厚い」というのは、年を重ねて羞恥心がだんだんなくなってきたことを言いますが、
年齢を重ねると、角質は厚くなりがちで、それが原因で皮膚が固くなり、しわになったりするので、角質ケアをするために行うのです。