肌断食の乾燥の原因とその対処法
肌断食で肌がひりつく
肌断食で肌が乾燥する
と、お困りのあなたへ
肌断食中は、肌が乾燥したり、ひりついたりと、とても不快な時期を迎える方がいます。肌に今まで塗ってきた化粧品で、透明なラップを肌にかけていた状態だったので、気づかなかったでしょうが、あなたの化粧品を一切つけていない肌、実はそれがバリアゾーンが崩壊している、あなたの現在の偽りない真の肌の状態なのです。
化粧品で皮脂を根こそぎ洗い流し、その皮脂の代わりにポリマーや保湿剤で肌を覆って、ラップ状態にしていたのですから、長年の皮脂の洗浄で皮脂を自力で出せなくなっても、ラップのおかげで、実際の肌は乾いていても気づきにくいのです。
ですが、思い出してみてください。洗顔後は化粧品をつけないでいると、秋冬は特に肌が乾いていたんだと思います。(夏は気づきにくい)
これは脂性肌から混合肌、インナードライ肌になってきた方なども同じです。本来の肌が皮脂が多めなために、乾燥度が軽くて済んでいますが、症状としては軽めでも、肌がどんどん乾燥してきているのは同じです。そのため、肌の調子が良いとは思えないはずです。
肌にラップをするような原理のタイプの化粧品は、肌を根本から元気にするようなものではなく、元気に装うようにするものなのですが、結局、肌を甘やかしてしまう事なので、実際の肌はじわじわと弱っていきます。そして、そのような化粧品なしでは生きていけない肌のまま、一生を終えることにある可能性大なのです。
なので、そうならないための肌断食なのです。それがもし、肌断食を終えても、それと知らずにそのラップタイプの化粧品を使えば、また、元通りの肌になり、再び肌断食をしなければならない肌となり、それを繰り返すことになります。
肌断食は0からのスタートではなく、マイナスから0に戻していくケアなので、肌断食中は例えば、苦しい状態になっても、当然のことなのですが、その対処の仕方がまずかったり、病院へ行くような状態まで酷くなっている場合に、医療ではなく、美容で何とかしようとすると、肌の状態がこじれたり、挫折することになります。
肌断食の乾燥期
肌断食は、肌が乾いて乾いてたまらなくなったり、突っ張ったり、痒みが生じたりと色々あります。この症状が酷ければ、酷いほど肌のダメージは大きくなっている証拠です。
自己流で行う場合は、ひたすら耐えるか、ワセリンを薄く塗ってと言う方法もあります。それはそれでもその時期が過ぎて、やり過ごせる方は良いかもしれません。ですが、肌の乾燥はたとえ数日であったとしても、肌にかなりの負担を強いることとなりますので、用心して下さい。
ですが、いつまで行っても、何しても肌の状態が上向きにならない方は、います。これは肌が今までの間違ったケアでかなり肌がこじれている状態です。こうなると、もう自己流肌断食では、元の健康だった肌には戻れない可能性が非常に高いです。
私が今まで観て来た受講生様の中にも、います。マリリン流肌断食は一般の肌断食とはやり方が違うので、挫折しにくいように肌が乾燥する期間でも乾燥させることなく、穏やかに過ごしてもらうタイプの肌断食なのですが、真夏でもそのマリリン流肌断食で肌が乾くと言う方がいるのです。
こういう状態の肌は、化粧品ジプシーの方が大半で、思春期から化粧品を使っていたりして、肌の成長を妨げる様なメイクやケアをしてきて、肌に何かあればすぐに化粧品で解決しようとありとあらゆる化粧品を試してきた人に多いです。
これは一般には敏感肌で片づけられていて、かなり重症と言わざるを得ません。この状態で自己流肌断食をしていたら、とてもではないですが、その日か、数日でやめてしまうでしょう。こういう方の肌断食は、専門家の元で半年~数年かけて、肌の状態を上向きにしていくしかありません。
あなたの肌が自分の自己流肌断食で手に負えるような軽い状態で、再びラップタイプの化粧品に手を出さなければ、肌は上向くでしょうが、こういう酷い状態の方が自己流肌断食しても、結局は挫折し、敏感肌用化粧品かアトピー用で、肌に包帯をするようにラップしていくことになるのでしょう。
肌断食中に肌は乾燥しているのにニキビが出来るタイプの方は、肌の環境が壊れてしまっている状態なので、肌の環境を整えるケアを意識していくことが重要なカギとなります。
なので、よく肌断食が合わないとか、あれがダメだったとか、よくネット上でも目にしますが、合わないとか言う、そういうもやっとした曖昧なことではなく、そうなるにはちゃんとした理由があるのです。
肌断食はだらだらしないで、さっさと終える
肌断食に期間は肌の状態によっても違いますが、だいたい1か月くらいで終えられる方が多いです。肌断食は肌の乾燥を感じなくなったら、さっさと切り上げるべきです。あまりに長い肌断食は、それもまた、肌には負担になり、肌の老化を早めることに繋がりますので、
せっかく辛い肌断食を終えたのですから、2度と後戻りして肌断食をすることの無いよう、今までのようなケアをせずに、正しいケアをしていってほしいと思います。