敏感肌から健康で美しい肌になるためのスキンケアとは?
敏感肌・乾燥肌で悩んでいる方へ
敏感肌と言っても、手の施しようがなく、皮膚科医のお世話にならないといけないようなものから、時間はかかってもトレーニング次第で元気な肌になれる場合もあります。
敏感肌の方はかなり多く、美肌になるための講座を希望していても、肌トレーニングに変更せざるを得ないほど肌が傷んでいる方が多くいます。敏感肌という病名はなく、生まれた時から敏感肌と言う方はほとんど聞いたことがありません。大半が後天的で人が作ったものと言えるでしょう。
ニキビ肌だからと皮脂をさっぱり奪い取るような化粧品を使い続けたり、化粧品デビューが10代で、しかも良くない化粧品で間違ったスキンケアを続けた人、化粧品ジプシーであれこれ試して化粧品を乱用した人、化粧品にエステ、美容皮膚科など色々行い過ぎて、顔を触らずにいられない人などがなりやすいです。
肌は「何もしない事」もケアの1つです。触らない勇気を持つことも大事です。肌に異常があれば、何かしないといけない気になり、色々やりすぎてしまうのは、悪循環なので、自分が行おうとしているケアが、使おうとしている化粧品が肌にとって本当に良いものか、必要な物かどうかをよく考えてから行動に移すのが良いですね。
敏感肌の原因
前述した通り、後天的な場合が多く、その大半が化粧品の乱用、クレンジング&洗顔料で顔をごしごし洗ったり。化粧品を勧められるまま、メディアに踊らされて使ったり、芸能人が使っているからと言う、ただそれだけの理由で化粧品を選び、調子が悪くなるたびに化粧品を変えていったり、
正しいメイクの下地作りやメイク落としの方法も知らないで、肌に直接メイクしたり、メイクを落とさないで寝たりなど、肌は悲鳴を上げています。また、食事が揚げ物など油っこいものが好きでリノール酸摂取量が多い、動物性たんぱく質が多く、野菜の量が少ない、ファーストフードなどの外食やコンビニ弁当、インスタント食品などで済ませることが多いとそれがアレルギーの原因になることもあり、敏感肌やアトピーなどの痒みの原因にもなるようです。
とにかく、肌にトラブルがあると、化粧品だけで解決しようとして、次々化粧品を試していくだけでも肌は深刻になっていくのですが、これ以外にも美顔器を使ったり、エステに行くなど色んなことをしていく中で、肌がどんどんこじれて敏感肌になるといったパターンが増加中です。
敏感肌のスキンケアはどうすれば、いいの?
化粧品は本来、肌が健康な方にしか使えないものです。敏感肌になると、その多くは「化粧品を使ってはいけない肌」です。その肌を化粧品が使えるようにもっていくのが、敏感肌の方の最初の目標になります。敏感肌の方のスキンケアは、その程度にもよりますが、皮膚疾患があったり、水さえもしみて痛いなど、そこまで酷ければ、これは美容ではなく、医療の手を借りなければなりません。皮膚科に行って、医師に診てもらうのが1番です。
中度の敏感肌であれば、時間はかかりますが、専門の指導で、肌トレーニングをしていくのが良いでしょう。軽度の敏感肌も多少は時間がかかるでしょうが、この場合も専門の指導で、肌トレーニングを行い、肌を強く健やかにしていくのがおススメです。メイクなどは出来れば、しない方が良いですが、水で洗い流せる程度のポイントメイクなら、行っても大丈夫です。
肌断食も悪くはないですが、敏感肌の方の場合、自己流で肌断食を行うと挫折しやすく、失敗しやすいので、肌トレーニングの方がおススメです。
肌トレーニングは、肌断食とは違って、お腹を壊した時の回復食のようなものなので、肌断食時によくあるリスクが軽減され、無理なく肌をリセットして、
マイナス肌から0の状態に戻すものですので、肌断食のような負担は肌にかかりません。肌をリセット出来たら、そこから強く健やかな肌へと進化させることも不可能なことではないと思います。
敏感肌のスキンケアは慌てない 焦らないこと
急いで 肌を何とかしたいと思うばかりに焦ってしまうのが、1番よくありません。自分の肌としっかり向き合って、化粧品で何とかしようとするのではなく、肌の声を聴きながら、引き算的ケアをしてあげることです。