失敗しないスキンケアの基本の1つは化粧品選び
スキンケア化粧品はこれで良いのか?
と、迷っている方へ
スキンケアの基本の1つに化粧品選びがあります。化粧品とひとくちに言っても、色々あり過ぎて、どれにすれば良いかと迷ってしまいますね。「テレビ通販を見て良さそうだったから」「好きな芸能人が宣伝して使っているから」「友人の勧めで」など、理由は様々です。
色々、おはなししたいところですが、かなり長くなるので、今日は私が気になっている「基礎化粧品の他メーカー使い」に焦点を当てて、お話しておきたいと思います。
洗浄・基礎化粧品のメーカーは全て同じところで
洗浄化粧品は、洗顔で使う化粧品を指し、基礎化粧品と言えば、洗顔後に使う<化粧水~クリーム>までを指しますが、その化粧品のメーカーを全てバラバラにするのは、それぞれ、思うところがあって、バラバラなのでしょう。化粧水はC社だけど、乳液はA社で、美容液はB社、アイクリームは・・・クリームは・・・と、見事に全部がバラバラである方が多いです。
化粧品を選ぶって、エンターテイメント的な要素もあって、とても楽しいかもしれません。欲しいと思っていた化粧品の瓶を手にするだけで、一時的に肌がキレイになると言う<プラシーボ効果>は、確かにあります。ですが、一時的です。
メイクと違って、スキンケアはファッションではないので、コーディネートの必要はありません。バラバラで使うと、いかにも吟味している感じがして、上級者気分にはなれますが、自己満足に過ぎません。その選び方だと肌にとって大変、損なのですね。「これは、くすみに、これはたるみに これはシミに」という選び方も多いようですが、それも残念な使い方です。
メーカーは、例えば、自社のファンデーションがキレイに落ちるように、それに合わせて、クレンジングを作り、洗顔料を作ります。そのメーカーの作る化粧品にはちゃんと軸があるのです。なので、色んなメーカーの化粧品をごちゃまぜに使うと、せっかく良い化粧品をお使いになっていても、その化粧品の良さを台無しにしてしまっているケースをよく見かけます。
マリリンは、読者様からメールを頂いたり、受講前に必ず、生徒様に<肌の履歴書>を書いていただいてますが、それは見事に皆さま、お使いの化粧品のメーカーがバラバラで、2社~5、6社あります。中には手作り化粧品を入れている方もいます。これでは、お互いの化粧品の持っている特性を消し合ってしまい、その良さを最大限に出せない状態です。
私が見てせっかく良い化粧品を2,3点お使いでも、他の化粧品も混じっていることで台無しで意味がないものになっているのもたまに見かけます。
(あまりおすすめしないメーカー同士なら、1社に絞っても結果は同じですが)
「そんな選び方や使い方だと、かえって赤ニキビが出来たりするのに・・・。」とか、化粧品が足りない方もいて、「これだと、肌がくすんでいくのに・・・。」「これじゃ、顔がたるんでも仕方ないかも・・・。」なんて、思うことや 40代以降だと、「白ニキビやいぼがたくさんできるかも?」などと、残念と言うか、心配になります。
ファンデーションも洗浄・基礎化粧品も1社に!と、そこまでは言いませんが、せめて顔に使う洗浄・基礎化粧品は1社に統一する方が良いです。あれもこれも追うと、二兎も得ずになってしまい、結局は自分の思い描く理想の肌にはなれなかったということになりかねません。
化粧品を1社に統一することで、メイク落としや洗浄剤、化粧水やクリームの特性が1つになって、その化粧品の良さが最大限に発揮出来ます。なので、ある化粧品を1つ使って、「あれはダメだった!」とかいうのは、少し違う気がしますね。
化粧選びは洗浄化粧品で決める
化粧品を選ぶときは、まずメイク落としと洗顔料で決めるのが1番です。そこを軸にして、基礎化粧品が作られているからです。メイク落としと洗顔料が肌に良いものだったら、そのあとに続く化粧水やクリームも良いものが多いです。メイク落としと洗顔料が良くて、他が悪いと言うのはあまり、見かけない気がします。
メイク落としは、いくら洗い上がりがしっとりと言われても、水に数滴落として白濁するものは肌が乾燥します。先程も言いましたが、メイク落としと洗顔料は使ってみて、肌がやたら しっとりするものは保湿剤が入っているので、それは避けるべきです。洗いながら潤うものは避けてくださいね。