肌断食中!紫外線から肌を守る肌断食用メイクの方法
肌断食中のメイクはどうすれば、いいの?
と、お困りのあなたへ
肌断食の基本は、化粧品を使わないのが基本となりますが、メイクをしないといけない場合も多い女性のライフスタイルでは、どうしようもないこともあります。ですが、軽いメイクなら、肌断食を行うことは可能です。
肌断食中は、紫外線も気になるから、日焼け止めはどうすればいいの?とか、どこまでメイクしてOKなのか?や、どんな化粧品なら大丈夫なの?など、気になることは色々あると思います。今日は、その辺りのお話をしていきます。
洗浄・基礎化粧品を使うと肌断食にならない?
肌断食中に石鹸やメイク落としなどの洗浄化粧品(石鹸やメイク落とし)を使っていけない理由は、洗浄化粧品は肌がより乾燥するので、使ってしまえば、それは本物の肌断食とは言えませんし、肌にかなり負担がかかり、肌が元の健康な状態に戻ろうとするのを邪魔してしまいます。
そもそも肌トラブルがなく、更に無添加石鹸(洗いながら保湿するような複合石鹸は含まない)を普通に使って、ツッパリ感やひりつきなどなく、何ともない人は普通肌~脂性肌で、元々肌断食の必要がそれほどない肌なので、趣味や好きで行うなら別ですが、肌断食はしなくても良いのです。
日焼け止めや下地やファンデーションなども同じで、使うと、完璧な肌断食にはならず、毛穴の中が汚くなっていき、角栓や黒ずみ、毛穴が目立ってしまう可能性もありますので、注意して下さい。
肌断食期間中は、メイク落としや石鹸を使えないことから、フルメイクは出来ませんが、水やぬるま湯で洗い流せる程度のごく軽いメイクならOKです。では、どんな軽いメイクなら、肌断食の邪魔にならないのでしょうか?
肌断食中の日焼け対策
肌断食中のメイクは水で洗い落とせるようなメイクしか、出来ないので、日焼け止めの使用もNGです。水で洗い流せる日焼け止めがありますが、お勧めしません。本当に水で洗い流せる日焼け止めやファンデーションかどうかはわからないので、使わない方が無難です。
ですが、肌断食は、肌が弱っている方が行うのが前提ですので、当然、肌は乾燥に傾き、紫外線にも弱くなっていますから、絶対に紫外線対策は必要です。それには肌に負担をかけずに、肌を守る良い方法があります。
日焼けしないベースメイクといっても、軽いものですが、反射する間接紫外線なら十分、防ぐことが出来ます。間接紫外線を防ぐメイクの方法は、次の項で説明いたします。
直接紫外線は、帽子や日傘、マスク、サングラスなどで、きっちりカットして下さい。帽子はつば広の帽子で12cm以上はあるのがベターです。これで間接紫外線、直接紫外線の両方をきちんと防止できます。
肌断食中のベースメイクはどうすればいいの?
肌断食中のベースメイクは肌をキレイに見せると言うよりも、紫外線防止対策が目的です。なので、肌断食中に使える紫外線防止の化粧品はパウダーのみです。パウダーは、どんな商品でも紫外線をカットする粉体で構成されているので、ある程度は紫外線を防いでくれます。
(本来、全てのファンデーションやパウダーはそれだけで日焼け止めの効果があるので、特別に日焼け止め下地などは塗らなくても十分、生活紫外線は防いでくれるものなのです。)
ですが、そのパウダーが微粒子だと、毛穴の中に潜り込んだりしやすいので、粒子が大き目で、ルーセントでないものを選んでください。固形パウダーもパウダーを固める成分が肌を乾燥させるので、避けてください。ミネラル系ファンデーションやパウダーファンデーションも毛穴の開き・黒ずみの原因になるので不可です。本気で肌断食で肌を甦らせたい方は、使うべきではないです。
そして、パウダーをつけるときは、パフでなく、ブラシで軽くつける程度で十分です。パフだと、たっぷりつきやすく、毛穴にもぐいぐい押し付けやすいので、水で洗っても毛穴に残りやすくなります。
また、乾燥気味の肌の水分をパウダーが吸い取ってしまいますので、肌がより乾燥してしまいますから、絶対にパフではたかないでください。
あとは、午後に1回付け直す程度で良いと思います。余計な化粧品を塗っていないため、崩れることはあまりないと思いますが、崩れたら、水洗いして、パウダーをつけ直しても良いでしょう。
肌断食中のメイクはどこまでしてもよいの?
肌断食中のメイクはポイントメイクはOKです。アイシャドウはよく聞かれますが、アイシャドウをすると目の周りのくすみはとれませんので、出来ればしない方が無難でしょう。特に目の周りが茶色くクマのようにくすんでいる方はNGです。
アイブロウはカーボンなので、対して神経質になる必要はありません、普通に書いて大丈夫です。アイラインは、面積が狭いので、これも神経質にならずに、黒のアイシャドウで入れると良いです。マスカラはお湯で落とせるタイプのものならOKですが、それ以外なら、つけまつげを利用しましょう。
チークはタール色素やレーキなどで、肌に色素沈着するといけないですし、毛穴の為にもつけないでいたほうが無難です。唇はリップクリームやグロスならつけても良いです。
色々、顔に塗ったりしたいでしょうが、我慢するものが多ければ多いほど、肌が元に戻ろうとする力は高まり、結果も早いです。なんちゃって肌断食風なやり方では、長い目で見た時にあまり意味がありません。
肌断食中のメイク落とし
軽い水で洗い流せる程度のメイクなので、帰宅したらすぐに水で洗い流しましょう。ぬるま湯で洗い流しても良いですが、肌が乾燥気味の場合は、温度が低めのぬるま湯で洗い流した方が肌には負担が少ないです。決して、お風呂のお湯(体温以上)などでは洗わないようにして下さい。
最後に
ネット情報を観ると、肌断食についてだけでなく、全ての情報ももれなく、「これはどうなの?」と疑問に思うのものが多いのは事実です、ですが、それは、多くの方が「お化粧しないといけないお仕事だから、肌断食できない!」とか「肌断食でも、苦しいのは嫌!」とか「早く時短で終わらせて、結果が出れば満足!」などの声があるからそうなってしまうのです。
わかりやすく大げさな例え話で言えば、「歯は治したいけど、歯医者に行かずに治したい!」と言っている虫歯の子供に、「大丈夫よ~!歯医者は行かなくても、●●さえ使えば、それ以上虫歯が進行しないから、大丈夫!」と言っているようなものです。
そして、その●●を売ったり、耳触りの良いことを言って、人気を得ようとしているだけです。ですが、ほとんどは美容について明るくなく、ただ聞きかじった情報を書いているのかもしれません。良く考えてみると、わかると思うのですが、そんなうまい話はありませんね。
このように、ニーズの多いものに合わせて「肌断食の雰囲気を味わう」なんちゃって肌断食風なものがどんどん出てきて、実際には肌断食にはなっていないものがとても多いのには、哀しくなります。
今、お使いのお化粧品に似たり寄ったりの化粧品と「なんちゃって肌断食風」を往復して、同じことを繰り返すだけの肌人生になってほしくない。どうか、本物の健康美肌になってほしい!それが私の願いです。