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【洗顔の仕方】間違った洗顔が招く7つの肌トラブル~洗顔で肌を救う

    
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【洗顔の仕方】間違った洗顔が招く7つの肌トラブル~洗顔で肌を救う

洗顔で肌の状態は変わります

 

洗顔って、<しっかり泡立てて、顔を擦らないように洗う>が、一般的な常識になっています。でも、それでも「肌の状態が良くならないのは、なぜ?」「こんな洗い方で大丈夫なのかな?」「もっと泡を増やすべき?」「もっと優しく洗うべき?」と、思っておられる方もいらっしゃると思います。

 

肌のタイプ(状態)は? 洗顔は何で洗っているの? どんな風に洗ってる? かで、洗顔後の潤い方が全く変わってきます。それさえ、わかれば、自信をもって洗顔し、他のスキンケアをより良い方へ持っていくことに専念できます。

 

今回は、肌タイプ別での洗顔の仕方を説明しますので、しっかり参考にして頂ければと思います。

 

洗顔について

今更ですが、洗顔はメイクを落とす段階から始まります。メイク落とし → 石鹸 の順に、肌の古くなった皮脂やメイク汚れを落として、肌を清潔にするのが目的です。

 

なので、このメイク落とし(クレンジングなど)や石鹸(洗顔料など)に潤いなどをプラスするような保湿成分は必要ありません。

 

<どうせ、洗い流してしまうものだから必要ない!>と、仰る方もいらっしゃいますが、洗顔化粧品の成分は洗い流したり、拭いたりしても、実は0にはなりません。ちゃんと肌に成分が付着して残ります。

 

なので、物によっては、クレンジングで潤いを取りすぎて肌が乾燥しても、クレンジングや洗顔料の中に入っている保湿剤で、肌が潤ったように感じるのです。

 

この場合は、保湿剤で潤っているので、自分の肌の実力とは無関係です。自分の肌が乾燥していても、この時点で気づきません。

 

スキンケアの基本は、まず<自分の肌の本当の実力を把握しておくこと>です。小学1年の実力しかないのに、高校1年の学習をしても身につかず、かえって良い結果を生まないのと同じです。

 

このスタート地点が間違っていると、目標には到達しないので、洗顔はごまかしのない、保湿剤などが入っていないものを選ぶのが私としてはお勧めです。

 

多くの肌トラブルは化粧品の力で過保護にして潤った肌を「乾燥が治った!」とか「肌の調子が良くなった!」と、勘違いするところから始まります。

 

では、間違った洗顔を続けていると肌はどうなっていくのでしょうか?

 

 

間違った洗顔が招く7つの肌トラブル

間違った洗顔を続けると、当然肌の状態は悪くなっていき、肌トラブルを招きやすくなります。

 

間違った洗顔が招く7つの肌トラブル

1、乾燥肌やインナードライ肌、敏感肌になる可能性がある

  洗顔のし過ぎや洗い残しで、バリアゾーンが壊れしまうので、乾燥する

2、しわが多くなったり、深くなったりする(ほうれい線など)

  肌が乾燥すると、当然しわが出来たり、元からあるしわは一層深くなります。

3、ニキビが出来るようになる

  肌の環境が悪くなっているので、悪玉菌が喜んで住み着く

4、シミが出来やすくなる

  バリアゾーンが緩んだり壊れたりしていると、汚れや成分が浸透して、メラニンがそれ以上の侵入を防ぐために作動する

5、顔がたるみやすくなる

  肌の水分が常に蒸発していくので、肌がしぼむ。つまりハリや弾力を失い、肌が地盤沈下する

6、肌がくすむ

  バリアゾーンが緩んだり壊れたりしていると、汚れが浸透したり、メイクの顔料が浸透して肌の中で褪色する可能性がある。

7、更に更にと過剰な保湿を求めるようになり悪循環に陥りやすい

  肌が保湿剤中毒になり、保湿しなければ禁断症状を起こし、化粧水なしでは生きられない肌となる。「もっと潤う化粧品を!より強い保湿力の化粧品を!」と、一生求め続けるようになる。乾燥肌なので老化が早まる。こうなると、肌断食をしないと抜けられなくなる状態。

 

以上ですが、これを見る限り、ほとんどの肌トラブルの元凶になっていることがわかるかと思います。では、洗顔のどんなにことに気を付けていけば、肌の調子が良くなってくれるのか、見てきましょう。

 

 

メイク落としの仕方

メイク落としは、クレンジングとオイルで落としている場合とで説明していきます。

 

クレンジングの場合

クレンジングの場合は、

 ・全肌タイプ、擦らないのは絶対条件です。

 ・肌の上に長く置かないで素早く落とし、素早くしっかり洗い流す

 ・拭き取りタイプの場合は、コットンの質にこだわって、優しく撫で拭き

 

なので、

・要領よくササっとメイクを落とすテクニックがない人

・ファンデーションをしっかり厚く塗りこんでいる人

・メイク崩れに強いファンデーションを使用している人

・微粒子ファンデを使っている人(密着力が優れているから)

 

は、クレンジングの威力に頼らないといけなくなります。どんな人でも! どんなに濃いメイク汚れでも! 素早く汚れを溶かしだす洗浄力の強いクレンジングを選ばないと、汚れの取り残しの可能性も出てきます。

 

クレンジングを使っている人、ダメージ肌の人は、肌は擦ってはいけません

 

オイルの場合

オイルの場合は、

この場合も、肌の上に長く置かないで、素早く落とし、すぐに石鹸洗顔に移ります。ダメージ肌の方は擦らないように拭き取ります。ダメージ肌でなければ、多少の摩擦は大丈夫です。

 

ですが、

・要領よくササっとメイクを落とすテクニックがない人

・ファンデーションをしっかり厚く塗りこんでいる人

・メイク崩れに強いファンデーションを使用している人

・微粒子ファンデを使っている人

 

は、オイルは1回ではなかなか落ちないので、メイク落としを2回ほど行う必要があります。

 

メイク落としの時が、1日の中で最もバリアゾーンが緩みやすい時です。そんな時に、クレンジングで擦ったり、長々メイク落としをすると、バリアゾーンをより傷めます。また、メイクなどの汚れを巻き込んで肌にしみこんでいくのを防ぐために、素早くメイクを落とします。

 

乾燥などのダメージ肌の方は、特に注意!!バリアゾーンが緩んでいたり、壊れていたりするので、肌に何でも染み込んでしまいます。化粧水が浸透する肌は汚れも浸透しやすいので、注意が必要です。

 

動物性、植物性のオイル(油)の場合も、肌なじみが素早いです。メイクなどの汚れを巻き込んで肌にしみこんでいくのを防ぐために、素早くメイクを落とします。オイルは動植物以外で選ぶとやりやすいです。

 

 

石鹸洗顔の仕方

これは、石鹸派と洗顔フォームなどの洗顔料派の2つに分かれると思います。

 

純石鹸以外の石鹸、洗顔料の場合

純石鹸以外の石鹸、洗顔フォームなどの洗顔料の場合は、

全肌タイプ、擦らないのは絶対条件です。洗浄力が強いので、肌の上に長く置かないで素早く落とし、素早くしっかり洗い流します。

 

純石鹸の場合

純石鹸の場合は、純石鹸以外の石鹸、洗顔フォームなどと比較して、洗浄力は穏やかですが、乾燥などのダメージ肌にとっては、刺激となります。

 

石鹸はしっかり水と空気を含ませながら、泡立てると洗浄力が優しくなります。ダメージ肌の方は、その泡で産毛を洗うように洗い、健康な肌であれば、優しく擦って洗った方が汚れ落ちは良いです。

 

 

肌の状態で加減する7つのポイント

一生を通して、使っている化粧品や体調などの影響で肌の状態は一定ではありません。情報を鵜呑みにしないで、自分の肌を自分でしっかり感じて、肌に合わせて調整することで肌は応えてくれます。

 

1、洗顔するときのぬるま湯の温度

肌が乾燥しているなどのダメージ肌の場合、(インナードライ肌や敏感肌も乾燥肌の域)ぬるま湯でも、ぬるめの温度で洗顔します。石鹸や洗顔料の類は出来るだけ使わないようにして、ぬるま湯洗顔します。どうしても使いたい場合は、夜だけにします。

 

健康な肌の場合は、ぬるま湯で良いです。

 

2、泡立て時の水の量

洗顔料はあまり関係ないので、洗顔料の方はここは読まなくて大丈夫です。

 

肌が乾燥気味の場合や、ダメージ肌は、石鹸を泡立てる時は、通常よりも水や空気の量を多くして、界面活性力を落とします。

 

肌の汚れが酷く、皮脂がしっかり出ているようなら、水はいつもより少なめで泡立てると濃い泡が出来ます。

 

洗浄力は、水少なめで濃密な泡 > 水多めの泡

 

3、肌への擦り加減

ダメージ肌の方、クレンジング剤、石鹸以外の洗顔料をお使いの方は、絶対に肌を触らない・擦らない に、徹してください。

 

健康肌の方は、過度に触ったり、擦ったり、圧力を加えたりしなければ、大丈夫です。むしろ、適度に擦ることで汚れはキレイに落ちてくれます。

 

4、洗顔時間

ダメージ肌の方や動植物性オイル、クレンジング剤、石鹸以外の洗顔料をお使いの方は、洗顔時間は素早く。

 

5、タオルの使い方

ダメージ肌の方や動植物性オイル、クレンジング剤、石鹸以外の洗顔料をお使いの方は、押さえ拭きです。

 

6、1日の洗顔回数の目安

・乾燥肌の方は、朝は化粧水で拭いて、夜だけ洗顔すると良いです。

 

・普通肌は朝はぬるま湯洗顔、夜は石鹸洗顔。

 

・脂性肌の方は1日2回石鹸洗顔でも大丈夫です。

 

7、皮脂の量に比例して洗浄力を強化しない

皮脂が多い時は、皮脂を全て洗い流すようなゴシゴシ洗顔をすると、余計に皮脂が出てきてしまいます。新鮮な皮脂を残すようなイメージで洗ってください。

 

また、脂取り紙でしっかり皮脂を取り除くのも次の脂を誘うので、2割残してください。

 

まとめ

いかがでしたか?重要なところをおさらいします。

 

■洗顔はメイクを落とす段階から始まり、肌の古くなった皮脂やメイク汚れを落として、肌を清潔にするのが目的。

 

■スキンケアの基本は、まず<自分の肌の実力を把握しておくこと>です。小学1年の実力しかないのに、高校1年の学習をしても身につかず、かえって良い結果を生まないのと同じ。

 

■多くの肌トラブルは化粧品の力で過保護にして潤った肌を「乾燥が治った!」とか「肌の調子が良くなった!」と、勘違いするところから始まります。乾燥肌は根本から解決させておくことが長く若くキレイでいられる秘訣です。

 

もしも、そのまま間違った洗顔を続けたら、、、

1、乾燥肌やインナードライ肌、敏感肌になる可能性がある

2、しわが多くなったり、深くなったりする(ほうれい線など)

3、ニキビが出来るようになる

4、シミが出来やすくなる

5、顔がたるみやすくなる

6、肌がくすむ

7、更に更にと過剰な保湿を求めるようになり悪循環に陥りやすい

など、ほとんどの肌トラブルを招きます。

 

なので、洗顔の仕方を点検して改めて、肌の状態が変わったときは、7つのポイントで加減してください。それだけでも肌の調子はきっと変わってくれます。肌の調子が悪い時は洗顔から点検してみるのは良いことですよ。

 

それでは、肌の調子が良くなってくれるよう、しっかり参考にして頂ければと思います。それでは。

 

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