あなたの肌に影響を及ぼす化粧品成分とは?
永く美肌でいたい
アンチエイジングしたい
そんな貴方へ
ずっと美肌になるために!美肌を育てるには 化粧品を選ぶ目も必要です。
合成界面活性剤入りを選ばないよう、今まで何度も言っておりますがちょっと補足させていただきますね。
天然由来だから良いとは言えない
界面活性剤は、性質の違う物質同士を混ぜ合わせる特徴を持つ物質です。水と油を混ぜ合わせる界面活性剤は、
①レシチン・サポニンなどの天然界面活性剤、
②石けん
③合成界面活性剤(洗剤)
大きく3種類に分けられます。
石けんや洗剤で油汚れが落ちるのは、
①汚れに浸透し、
②油と水をミックスして乳化し、
③溶液中に分散させる
3つの界面活性作用によって汚れを水と混ぜて捨てることが出来るのです。洗浄商品以外にも界面活性剤はこんなものにも含まれています。
食品では、しょ糖、グリセリン、脂肪酸、レシチンなどの天然の界面活性剤、乳化剤としてマヨネーズやアイスクリーム、マーガリンなどに使われています。
卵黄や大豆に その界面活性が含まれています。酢と油に反応させてマヨネーズが出来上がります。あと、皆様がよく知っている へちまにもです。
医薬・化粧品では油容性ビタミンの可溶化、軟膏の乳化などで使用されています。
界面活性剤が入っているといけないのは、ものや量、使う人の肌の状態によって判断しなければなりません。
素人では困難ないろんなことを考慮した上で、選ばないといけないのです。
天然だから安心だとレシチンやサポニンを多量に入れてはこれも問題があるわけです。
合成界面活性剤でも3000種あまり有り、弱いもので生分解性のあるものもあるようです。
ポリマーも天然ポリマーがありますが、これも量が多すぎるのは皮膚環境を壊してしまうことになります。
化粧品選びの目安
ここで 目安として(一概には言えませんが皆様が化学の勉強をするわけには いかないので)
化粧品については合成界面活性剤は、例え入っていても1種類で0、1~0.01%未満の割合です。
・たくさんの成分名が入っているものは避ける
・英語や数字が入っているものは敬遠する
・×××マー とか ×××コン
・加水分解×××
・水添×××・・・など
・ラウリル×××
・ラウロイル×××(シャンプーに多い)
は避けて下さい。これはあくまで目安で、例外も中には数種類あるようです。
他にもいっぱいありますが、代表的なもののほんの一部です。
あと、化粧品の無添加、外国製の化粧品、は、界面活性剤不使用と言われても信用しないほうが無難です。
石鹸シャンプーでもっとも人気の商品はアメリカ発で合成界面活性剤です。こんなことはざらです。
肌の上で 界面活性剤が2種類のると、1+1=2ではなく、1+1=3~4の角質の破壊力になります。
ご自分で化粧品を選びたい方はこのあたりを目安にすれば、よいものには突き当たらなくても酷いものに当たって、捨て金して泣くことは ないでしょう。
また間違った化粧品成分知識が増えてきました。そこの会社に付録としてある成分知識は自社なりの解釈です。
商品が売れるような説明しかされていないことが調査してほとんどでした。鵜呑みしないよう気をつけてください。