ベースメイクを1日中美しく保つにはまずは洗顔から
メイクのノリを良くしたい!
そんなあなたへ
昨日は、下地作りのお話をしたのですが、
次のファンデーションを塗る段階に入る前に
もう1度、復習を兼ねて ファンデーションを塗る前の段階のお話です。
早くメイクのお話を聞きたい方もいるでしょうが、
ファンデーションを塗る技術がない一般の方でも
このファンデを塗る前の準備がきちんと
正しく出来ているか、いないかで
普通にさっと塗っただけでも
かなり仕上がりが違うので 重要です。
この時、メイク崩れをしない化粧品などは
かなり肌に負担をかけます。
メイク崩れしにくい、とれないファンデーションは
それに見合ったクレンジングが必要になります。
とれないものを取ろうとするのですから、
それはもう 乾燥老化となりますね。
皮脂膜を丸ごと剥がしても 老化を加速させるだけです。
メイク崩れは化粧品に頼らなくても、
ちょっとしたこと、スキンケアの段階でじゅうぶん 補えるのです。
ファンデがキレイにつく肌は、コンディションの良い肌です。
美しいベースメイクは洗顔から始まる
キレイなメイクは、スキンケアから始まっています。
もっと言えば、日頃のスキンケアがメイクに影響します。
ですが、まずは朝のスキンケアから。
洗顔で顔の皮脂の調整をします。
皮脂の調整をしていないと、
あとで、ファンデがキレイにつかなかったり、
メイク崩れを起こしたりしますので、
肌を観察して、正しく判断して、
それに合った洗顔をすることが大事です。
30代後半からの多くは、
朝は化粧水洗顔で良いと思いますが、
人それぞれなので、
どういう目安で、洗顔方法を決めるかお伝えします。
脂性肌・混合肌の洗顔
脂性肌で、起きたら ぎらぎらしているような方は、
メイク落としを使うと良いです。
脂性肌の方は角栓になりやすく、
メイク汚れが毛穴に詰まって、
皮脂と混ざり合って、硬くなっていることが多いので、
朝からメイク落としの化粧品を使った方が良いです。
この時、クレンジングは使わないでください。
クレンジングは肌を傷めるので、
合成界面活性剤不使用のメイク落としを持っていない方は、
クレンジングよりもオイルの方がまだベターなので、
オイルでマッサージして お湯で濡らしてティッシュで
拭き取ってください。
ですが、ベストではないので、
合成界面活性剤不使用のものを
購入しましょう。
ニキビが出来やすい方は、この時植物性のオイルではなく、
スクワランオイルなどが良いでしょう。
「脂に脂?」と、思うかもしれませんが、
脂はさっぱり取ってしまうと、肌が
「脂が足りない!」と勘違いして、
余計に脂を出すので、
脂を使う事で、皮脂量がだんだんにおさまるでしょう。
その後、石鹸をよく泡立てて、微温湯で洗顔して下さい。
混合肌の方はぎらついた部分だけ、
脂性肌の洗顔をして、
微温湯で洗顔して下さい。
あとの部分は微温湯洗いで良いです。
普通肌の洗顔
普通肌の方は、冬は微温湯で洗ってください。
気温が上がったら、石鹸洗顔でも良いです。
しっかり泡立てて優しく洗います。
乾燥肌の方、40歳以降の洗顔
皮脂が少なめの方は、
コットンにローションを含ませて
顔を拭く、ローション洗顔で良いです。
これで、肌の害になる古い用済みの皮脂や
ちり、ほこりは十分取れるので、
ローション洗顔で冬なんかは、
寒い洗面所に長く立つこともなく、簡単ですね。
洗顔の後は化粧水
お湯で洗顔した方は
必ず タオルで押さえぶ拭きです。
擦り拭きは絶対にNGです。
そして、洗顔後は間髪開けずに、
化粧水です。
ここで間をあけると、その日1日の肌の水分量が
かなり左右されます。
すぐに化粧水をつけてください。
しっとりさせたい場合は、化粧水は2度づけします。
丁寧に肌になじませてください。
合成化粧品をお使いの方は、ここで
ローションパックをします。
(一時的には良いですが、付け焼刃的なケアでリスクがあるので、
私自身は合成化粧品もローションパックもお勧めしません)
理由は・・・
→ 警告!ローションパックは肌のターンオーバーを遅らせて老化を早める
最後はクリームで仕上げ
マリリン流スキンケアの方は、化粧水をなじませたら、
クリームを手に取って、手の平全体に伸ばして、
顔に塗って、なじませてください。
あとは、暫く放置です。
合成化粧品をお使いの方は、
クリームまでに美容液や乳液などを挟んでいるでしょうが、
最後はクリームを塗るまで、
1つ1つの化粧品が肌になじんだのを確認してから
クリームを塗ってください。
そうしないと 肌の上で何種類もの化粧品が、
層にならずに、ぐちゃぐちゃと混ざり合い、
メイクが崩れてしまう原因になります。
乾燥しきって、地盤沈下を起こした肌ならば
ともかく、肌の上で化粧品を山盛りにすれば、
それは土砂崩れを起こして当たり前です。
必ずなじませてからにしましょう。
出来れば、化粧品の数は減らした方が、
今後の肌の為にも良いですし、
メイクの土台もしっかりと作りやすいですね。
それでは、また 次回