肌に合わない化粧品かを判断するための5つのチェックポイント
自分の肌に合う化粧品って
どうやって見つけるの?
そんなあなたへ
自分の肌に合わない化粧品、肌に合う化粧品って、わからない人がほとんどかと思います。こんなに多くの化粧品会社、商品があれば、当然のことです。
化粧品を使って何ともなければ、肌に合っていると思い込んでいる方もいらっしゃいますが、今は何ともないからと言って肌に合っていない化粧品を使っている人の肌は、
同年齢の健康美肌を持つ人と比較して早く老化していったり、10年先、20年先に肌が混合肌、インナードライ肌や乾燥肌などでボロボロになって、シミ・シワ・たるみの酷い肌になったりしています。
肌に合わない化粧品の連用は顔の見た目をも老けさせるので、たるんで、ほうれい線やマリオネットラインが出来やすくなります。これはマリリンのスキンケアの生徒さんたちの肌でも証明されています。
「でも、どうしたら、肌に合う合わないがわかるの?」と、そんな疑問を持つあなたでも、この記事を読み進めていけば、少なくとも自分に合わない化粧品はわかるようになることでしょう。
どうか、この記事を現在も未来も若く、健やかで美しい肌でいられるために参考にしてくだされば嬉しいです。
肌に合わない化粧品か?5つのチェックポイント
<肌に合わない化粧品>とは、短期でわかる場合と長期でわかる場合があります。肌の弱い人は、肌に合わない化粧品をつけると、すぐに赤み・かゆみ・ひりつき・かぶれなどの異常が起こります。(肌に合っていても反応を示す場合もありますがそれは、後述いたします)
すぐにと言っても個人差があり、肌の弱い人ほど早く、赤みや痒み・ひりつきが起きるので、最も早い人でつけた瞬間から、時間がかかる人で翌日とか2週間とか、1ヶ月後にかぶれを起こす場合もあります。
また、短期や長期でみたときに、
または使用前から乾燥していた肌がまだ乾燥している
(秋冬になると、乾燥がひどくなる)
2、乾燥と皮脂過多の部分が出てきている
3、乾燥しているのに皮脂でギラつく
4、化粧水をつけた時の肌は良いが、夕方になると肌がしおれている
(2週間後までにしおれる化粧品もある)
5、肌断食をしないといけない肌になってしまった
という場合も肌に合わない化粧品だと言えるでしょう。
肌に合わない化粧品を使い続けると肌は弱くなるので、気づかずに続けていると、敏感な肌になったり、超乾燥肌、インナードライ肌になってしまいます。
化粧品が肌に合っていてもかぶれることはある
女性は非常にデリケートな体と肌を持っているので、ピーリングをしたり、病気をしたり、体調が思わしくない時、食生活が偏っていたり、妊娠中、産後、生理中やその前後などで、
いつもの化粧品で(肌に合う合わない関係なく)突然かぶれることもありますし、もちろん、それが肌に合っている化粧品の場合でも、かぶれることがあります。
肌に合っている化粧品なのになぜ、かぶれるかと申しますと、肌は健康のバロメーターなので、体が弱っているときは、肌もちょっとした刺激でも敏感になりやすいのです。なので、スキンケアは体調が悪いときは出来るだけ避けた方が良いのです。
こういう状態になりやすい人は、普段からスキンケアをやりすぎている人か、肌が元々薄い人にもいます。スキンケアとは、そもそも肌レベルに応じた適度な刺激を与えてあげて健康美肌にしていくことなので、
肌に刺激を与えすぎて、限界ギリギリまでやっていると、ちょっとした体調の変化でも限界を越してしまうのです。
話はやや脱線しますが、、、逆に無刺激・低刺激の化粧品は、皮膚疾患などで肌を保護しなければならない状態の肌に向いていますが、そうでない人の肌には過保護になります。
何でもないのに、普段から肌に包帯を巻いているようなものです。
なので、皮膚疾患でない肌なのに、低刺激や無刺激の化粧品を使っているということは、肌を過保護にして逆に弱い肌を作り、刺激がないので、
肌は今以上に強くなったり、健康な美しい肌(不健康だけどキレイに見える肌はあります)になったりはしないということです。
また、化粧品を変えた時に、かぶれた場合でも同じことが言えます。肌に合っている化粧品に変えてもかぶれてしまうのは、それまでに使っていた化粧品や、過剰なケアで、肌のバリアゾーンが緩んでいるか、壊れてしまっている場合です。
肌に合う合わない関係なく、赤み、痒み、ひりつき、かぶれなどの異常が出る可能性が極めて高いです。新しく変えた化粧品・ケアが悪いのではなく、それまでに使っていた化粧品やケアが原因であるということです。
肌に合っている化粧品か?判断するための2つのチェックポイント
では、肌に合っている化粧品とは、どんなものでしょうか。肌に合っていても、バリアゾーンが壊れていて、肌が弱っていれば化粧品に異常を示すことがあるので、わかりにくいですよね。ですが、長期(個人差ありますが1ヶ月〜)では明らかにわかります。
使い続けていて、
1、石鹸洗顔後、肌に何もつけていない状態で、10分経過した時にほとんど乾燥を感じない
2、肌断食しなくても良い肌
だったら、肌に合う化粧品と言える可能性は高いです。
(ただし、クレンジングや洗顔料に保湿剤が入っている場合は、洗顔後も保湿剤のおかげで肌がしっとりするので、この場合は判断を誤ってしまいます。ですので、保湿剤の入っていないシンプルな無添加石鹸でお試しください。)
脂性肌や肌の強い普通肌の人は、肌に合わない化粧品であっても、上の2つの状態にあるので、そのタイプの肌の人は肌に合った化粧品を見分けるのがもっと大変と言えます。
ですが、肌に合わない化粧品を使い続けても、肌の劣化、老化が人よりも遅い肌質なので、50代くらいになって、深刻な肌になるか、もしくは何も起こらないまま、一生を終える方もいらっしゃいます。
私が今まで見た女性たちの中に何人か、そんな方がいらっしゃいました。その中のひとりで、50代だったのですが、その方の肌は、18歳の透明感を持ち、キメが細かく色白で、毛穴が一切開いていない方がいました。(頬に10円玉大のシミはありましたが)
その方にメイクをして差し上げたのですが、ベースメイクなどはもちろん不要なほど美しく、アイシャドウはくすまず、キレイに発色して、どんな色もよくお似合いになります。
使っている基礎化粧品を見せて頂いたところ、全てその方の肌に合っていない化粧品でした。それも1度に使う化粧品が10点近くあったと思います。
あれも塗って、これも塗って、窒息するようなスキンケアです。それでも美しい肌だったのですから、元々の肌体力、肌の実力が底なしで何にも影響されにくい、とても強靭な肌です。こういう肌質の方はごくたまにいらっしゃいます。
こういった肌はどんなに肌に合わない化粧品を使用しても、長く連用しても影響を受けにくく見た目を損ないにくいです。この場合は遺伝としか言えません。
ですが、そういう<得な肌>かどうかは、ある程度歳を重ねてみないと何とも判断がつきません。
余談ですが、この女性、ある化粧品を販売している方だったのですが、みんなその方の肌を見て、そのような肌になれると思い込んで、長い人で10年近く使っている人がいましたが結果は出ていなかったです。(いい加減気づかないのかな?)化粧品じゃなくて遺伝のおかげですから(笑)
まとめ
ここまで読んでいかがでしたか?
今回は肌に合わない化粧品を判断するための5つのチェックポイント、肌に合う化粧品かどうか判断するための2つのチェックポイントをお伝えしてきました。
また、脂性肌や強い普通肌の方は肌に合わない化粧品かどうかは、分かりにくいこともお話いたしました。これ以外に一般的に男性の肌も強い肌なので、肌に合わない化粧品の仕様で肌を損ねにくいと言えます。もちろん、肌の弱い男性は例外です。
これらを目安にご自分の使っている化粧品がご自分の肌に合っているかどうかをチェックしてみてください。