リコピン効果を肌で丸ごと受け取りたい時の美味しいメニュー
リコピンって肌に良いって聞くけど?
はい、マリリンです。トマトに多く含まれる<リコピン>って肌に良いって聞くけど、どんな風に良いのか?また、どんな風に食べると効率的にリコピン効果が受け取れるのか?気になりますよね。
今回はリコピンについて、お伝えさせていただきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
リコピンって?
リコピンは、カロテノイドのひとつで、カロテノイドにはリコピン以外に、アスタキサンチン、β-カロテンなどもあります。動物性の食べ物や緑黄色野菜に多い色素ですね。
カロテノイドには強力な抗酸化作用があるのですが、そのカロテノイドの中でも、特にリコピンは抗酸化作用が強いのです。
ガンや動脈硬化、高血圧などの生活習慣病予防、肺気腫の予防にも良いということで、リコピンの多いトマトを意識してたくさん食べ始める方もいらっしゃいます。
肌にもたらすリコピン効果
肌にもたらすリコピンの効果は、色々あるようですが、
・シミ
・しわ(目の下)
・日焼けによる赤み軽減
・角質層の改善
・肌のごわつき軽減
シミに良いと言われているのは、メラニンを作る細胞にリコピンが届けば、メラニンの量が減り、ビタミンEとの組合せで相乗効果があるようです。
しわについても、紫外線によるコラーゲンの減少を抑えるだけでなく、コラーゲンを多く作り出し、増やす効果があると言われています。
日焼けによる赤みの軽減やごわつきについても期待はあるようで、実際には角質の改善や目の下のしわが薄くなったなどの報告もあるようです。
リコピンの多い食べ物
リコピンの多い食べ物は、
・トマト
・すいか
・グレープフルーツ
・さくらんぼ
・赤パプリカ
・金時人参
・柿
リコピンを効率よく摂取するには
では、効率よくリコピンを摂取するにはどのようにすれば、良いのか?気になるところですね。
リコピンには、脂溶性の物質です。なので、油を使って料理をすれば吸収がぐんと高まります。イタリアンはオリーブオイルにトマトの組み合わせですが、なるほど理に適っていますね。
イタリアンには、トマトとオリーブオイルを使ったメニューが多いので、参考になります。
リコピンは熱に強いので、煮込んでも成分が減少することはあまりないようです。なので、生で食べるよりもビタミンEの豊富なオリーブオイルで料理する方が、より効率よくリコピンを摂取できます。
また、骨粗しょう症などの予防が必要になってくる出産前後からは、トマトジュースと牛乳を合わせて摂ると良いようです。牛乳の脂肪分がリコピンの吸収を高めてくれ、カルシウムも摂れるので一石二鳥ですね。
カルシウムは細胞間脂質にも役立つ原料なので、骨だけでなく肌の潤いにも関係してきますよ。次のメニューなどでしっかり食べてみてください。
肌に美味しいトマトスープ
女性の健康美に効く!旬の夏トマトの冷製スープ
4人分程度
トマト水煮缶 1缶
玉ねぎ 1/2個
オリーブ油 大さじ1
顆粒コンソメ 小さじ2
牛乳 2カップ
バルサミコ酢 大さじ1
塩 少々
コショウ 少々
砂糖 少々
作り方
1、鍋を熱してオリーブ油に玉ねぎ、塩少々で炒める。
2、炒めたらトマト缶の中身全て、顆粒コンソメを入れて中火で煮る。
3、10分程度で量が半分になったところで火を止め、粗熱をとります。
4、適度に冷めたら牛乳を加え、ミキサーにかけます。
5、ワインビネガーを加えます。
6、砂糖、塩、コショウで味を整えます。
7、冷たく冷やして出来上がりです。
まとめ
いかがでしたか?
リコピンの摂取によって期待できる効果は、
シミ・・・メラニンの量が減り、ビタミンEとの組合せで相乗効果
しわ・・・・紫外線によるコラーゲンの減少を抑え、コラーゲンを増やす効果がある
リコピンには、脂溶性物質。油を使って料理をすれば吸収がぐんと高まります。イタリアンには、トマトとオリーブオイルを使ったメニューが多いので、参考にすると良い。
トマトジュースと牛乳を合わせて摂ると牛乳の脂肪分がリコピンの吸収を高めてくれ、カルシウムも摂れて一石二鳥。カルシウムは細胞間脂質にも役立つ原料なので、骨だけでなく肌の潤い、顔のたるみにも関係する。
旬の食べ物はその時期に必要な栄養素がたっぷり詰まっています。トマトやすいかが夏に出回るには、ちゃんと意味があるということです。
ぜひ、リコピンで夏の紫外線ダメージを軽減して、シミやしわを防いでくださいね。