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肌断食7つの失敗パターンとワセリンの落とし穴

    
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肌断食7つの失敗パターンとワセリンの落とし穴

肌断食をしても失敗してしまう

ワセリンは塗り続けてもいいの?

そんなあなたへ

 

はい、マリリンです。肌断食が流行っているのか、それ専用の商品も出回っていますね。それだけ関心が高くなってきて、トライされる方も増えているのでしょう。

 

ところが、自己流で失敗するケースも同時に多いようで、

「ガサガサになった」

「ニキビが増えた」

「いつまで続ければいいのか、先が見えない!」

「これで本当にきれいになれるの?」

 

などなど、不安になる方も多いようです。

 

肌は個々違うので他人の体験談はあてになりませんし、自分に合っていない化粧品によるダメージの大きな人ほど自己流で行うのは失敗しやすく大変なものです。

 

そこで、この記事で何か参考になり、健やかでより良い肌になるカギを見つけていただけたら幸いです。

 

化粧品漬けの肌は老化が早い

化粧品漬けになっている、つまり過剰に保湿剤に頼っていると、ケアするごとにダメージを受けて、乾燥老化は加速していきます。乾く肌は弱り肌、老化肌です。

 

これはインナードライ肌や混合肌などもそうですし、敏感肌の方も同じです。

 

もしも、そういった状態なら、たるみ、シミ、しわ、ほうれい線やマリオネットラインなど顔に嫌なラインや影が出てくるようになります。

 

それらを予防、改善するためにも肌を1度リセットして、以後本当に肌に合った物だけを使うようにすると、劣化老化を防げます。

 

ダメージ肌は一足飛びに美肌にはなれません。加齢していれば尚更です。まずは、健康肌に建て直すことから始めることが近道です。

 

なぜなら、美肌は健康肌の延長線上にあるものです。かぴかぴに乾燥しているのに健康美肌はありえません。だから、きちんと段階を追ってケアしていく方が早いのです。

 

※肌断食とは、ダメージ肌をリセットするまでのところのケアに当たります。

 

肌レベルの段階

ダメージ肌(マイナス肌)

  → リセット(0肌) 

    → 健康肌(プラス肌)

      → 強い健康肌 

        → 美肌

 

 

自己流肌断食で失敗しやすい7つのパターン

肌の状態を悪くしている方は、無添加石鹸で洗えば、すぐにわかります。

 

突っ張る、ひりひりする、乾燥する、だからすぐに化粧水を塗らないといられない! これがダメージ肌であり、その使用している化粧品の類から抜けられなくなっています。

 

そこで肌断食をしようとすると、

 

1、肌のダメージが大きすぎる

化粧品によるダメージが大きすぎて、バリアゾーンが壊れていて、乾燥しているからひりついたり、突っ張ったり、痒みが出たりで挫折してしまう。

 

敏感肌や超が付くほどの保湿依存の乾燥肌やインナードライ肌重症タイプは、一般の肌断食は向いていません。

(肌断食で失敗しない人は肌の状態が深刻でない場合)

 

 

2、そもそも肌断食の仕方が間違っている

乾燥しているのに石鹸を使った肌断食をすれば、余計に乾き、肌環境が元に戻るまでにかなりの時間を要するので、その間干されたように傷んでしまいます。

 

または顔中、ニキビだらけになることもあります。

 

石鹸を使った肌断食(?)で調子が良くなることもありますが、その場合はそこまで乾燥していなかったことが考えられます。

(状態によっては石鹸が必要な人もいます)

 

他には、乾くからと言って、ワセリンで蓋してれば大丈夫とばかりに塗って、年中ワセリン漬けで甘えた肌になります。

 

 

3、我慢のし過ぎ

肌断食はこんなものよ!とばかりに、強引にツッパリやひりつきに耐える方。5分で収まるなら良いのですが、それ以上突っ張ったり、ひりつくのは 肌の乾燥が老化を招きます。

 

 

4、ダメージ肌程、紫外線に弱い

弱っている肌は紫外線にも弱いです。なので、夏場はそういった不安もあり、心理的に挫折してしまう方も多いでしょう。

 

ですが、実際には紫外線が危険なのは、夏よりも油断してしまう初春からなのです。

 

 

5、肌断食期間が長過ぎる、または足りない

肌断食のゴールがわからないので、数日や1週間程度行って一時的な成功で自己満足で終わってしまう場合。結局、肌を根本から立て直し、自分の肌本来の力を完全に取り戻すのは、個人差ありますが、1か月くらいはかかるものです。

 

ただ、自己流で1か月以上やった場合は、脂漏性皮膚炎に罹ることもありますので、注意が必要です。

 

逆に何か月も何年も実践している方もいらっしゃるようですが、余程肌の状態がこじれている以外はそこまで必要ありません。

 

 

6、肌断食を何度も繰り返している<

結局、その時は成功したとしても、また、今まで使っていた物と同じような化粧品を使うと、「何のために肌断食したの?」ということになります。

 

そもそも<いつまでも健やかで美しい肌>になるのが目的であって、肌断食を成功させることが目的ではないと思いますので、この場合は手段が目的化してしまっているのだと思います。

 

肌断食後は 1)化粧品選びと2)化粧品の使い方、3)ケアの方法の3つが重要です。

 

 

7、万年肌断食になってしまった

肌断食がうまくいきすぎて失敗!!たまたまうまくいく人は、化粧品によるダメージがそこまで大きくない場合や、元々脂性寄りの方に多いと思います。

 

肌が何の苦痛も感じなくなると楽になって、面倒もないので、長期間継続する方がいますが、ここに落とし穴があります。

 

普通に健康肌で普通に老化していくことで満足な場合なら、一般的な男性のように万年肌断食でも良いですが、<いつまでも美しく、いつまでも若く>が美容の概念ですから、

 

いつまでもキレイで若くいたい人の場合は、気を付けてください。

 

 

保湿剤中毒とワセリンの落とし穴

結局 肌断食がうまくいかないのは、今まで 保湿系や美白系、無添加系、敏感肌用化粧品などなど、合成樹脂や保湿剤(合成界面活性剤)の入った化粧品を使用して、

 

甘やかされて保湿剤中毒になっているので、いきなり何もあげないとなると肌が乾燥し始め、「保湿剤をくれ!」と、肌が突っ張ったり、ひりついたりして暴れ出すのです。

 

これ、 肌の禁断症状 です。

 

 

ワセリンのリスク

この禁断症状を耐えるために多くの場合、ワセリンやオイルなどを塗って耐えようとしているようですが、もちろん、それで耐えられる状態の方もいます。

 

ですが、ニキビが出来る方などは、完全に 肌の環境が悪くなっている、バランスが取れないんですね。肌環境が整っていない肌にいきなりワセリンだけを塗っても良い結果にならない場合はあります。

 

また、ワセリンをべた塗りしたり、長く連用すれば、肌を甘やかすことになるので、結局はそれも肌自身が怠けて自分で皮脂を出さない、もっと乾燥する弱い状態になる可能性があります。

 

 

ワセリンは急場しのぎに使うもの

ワセリンはボクシングの試合でケガをした選手に血止めとしても使用しているものです。それだけ強力に閉塞させてしまうのです。密封してしまうので、通気性などないでしょう。

 

そんな密封するものを長期で使うのは良くないことが想像がつきますね。しかも、顔に全部べた塗りなんていうのは、余計にやめてください。

 

そして、若くない人が更にそれをデイリーケアとして続けて行けば、肌が厚くなり、血流も悪くなり、早く老人肌となります。ワセリンは急場しのぎと考えてください。もちろん、ヒルドイドも急場しのぎです。

 

医薬品は肌疾患の治療をするもの、化粧品は肌を清潔に健やかに保つもの。健やかになったら医薬品を使わず、肌に合った化粧品を使ってください。

 

逆もそうです。肌が不健康な状態なのに化粧品で治そうという発想は間違っていますので、そこをちゃんと分けて考えてくださいね。

 

 

肌断食を繰り返さない 失敗させない

肌断食を行う目的は、これから<肌をリセットする><健やかな肌になる>ことです。ですから、自己流の場合、肌をリセットするのに時間はかかりますが、肌断食に固執しない方が良い場合もあります。

 

1、だけど、自己流でやりたいなら

自己流の肌断食はちょっと心配ですが、どうしてもトライしたい方は梅雨~夏が気温が高く、湿気も有り、皮脂も出やすい環境にあるので 肌にかかる負担も少ないでしょう。

 

 

2、肌断食をやり過ぎない

前にもお伝えして被りますが、いつまでも若く健やかで美しい肌でいたい方は、ちょうどよいところで止められず、行き過ぎてしまう万年肌断食(年中肌断食)はやめてくださいね)

 

   → 肌レベルを下げる万年肌断食!肌断食の期間はどのくらいが効果的?

 

 

3、無理をしない

どうしても肌断食が難しい場合はやめてください。自己流で行うなんてとてもよく頑張っていると思いますが、大切な肌に無理は禁物です。

 

やめたら、例えば、化粧水だけつけてみるとか、クレンジングや洗顔料にオイル(オイルは肌の状態によって使用するものが違います)を混ぜて使ってみるなど、手段は肌断食以外にもあります。

 

当然、結果が出るのは肌断食よりもかなり遅いですが、何もしないよりは肌は楽になります。

 

 

4、紫外線対策は必須

外出は紫外線カットの為に帽子やマスク、日傘、軽く、粒子の大きなパウダーをこまめにブラシでつけると、良いですね。そもそも紫外線を散乱できるものから出来ているので、ちゃんと対策になります。ですが、絶対につけすぎは厳禁です。

 

これによって、肌断食でシミが増えたり、より乾燥することは防げます。

 

この時、微粒子のものや粉ファンデーションはNGです。微粒子のものほど、肌にしっかり密着するので、毛穴に入り込んで取れにくく、黒ずみ、毛穴の開きの原因になります。

 

水洗いで流せる程度に 肌表面に軽く、粒子の大きなパウダーを軽くささっとつける!これが1番です。パフでつけないように。

 

ですが、これでも長期間は厳禁です。水で洗い流せるファンデーションと同じで、長期で行うと毛穴に非常に悪いです。落ちているようで落ちていないことは私の方で実証されています。

 

 

5、専門家に相談する

化粧品漬けで弱ったダメージの大きな肌を、完璧に根本から肌力を呼び戻して、リセットしたいのであれば、専門家に頼ると早いです。

 

その方が早くて安心です。自己流で行うには向かっている方向が合っているかどうかもわからず、かえって遠回りとなります。

 

 

 

肌断食はその後が1番大事

もちろん保湿は大事です。ですが、その方法が肌に浸透させたり、乳液を使ったり、ワセリンやヒルドイドを使い続けたり、

 

乳化剤や保湿剤が何種類も入っているような物や洗って潤うタイプのクレンジングや石鹸、フォームなどを選んだりしては、肌を甘やかしてしまうので止めた方が良いのです。

 

女性は年齢と共にホルモンが低下し、皮脂も少なくなって、ターンオーバーも遅くなるので、肌に合った化粧品を使ったスキンケアは加齢するごとにより重要になってきます。

 

せっかく保湿剤中毒から抜け出したのですから、その後のケアは肌や肌の環境を良好に保つためのものや、足りない皮脂を補うようなものにしましょう。

 

化粧品とは、それ以上でもそれ以下でもありません。医薬部外品も効くイメージはあるでしょうが、中身がはっきりしないものについてはお勧めしません。

 

それが<たるみにくく、若く美しい肌>に近づく最短の道です。

 

 

順序が大切

スキンケアは、大なり小なり全て刺激です。全く刺激のないお手入れなど存在しません。なので、肌が強くないと、積極的な攻めのケアが出来ないのです。まず肌を丈夫にすることからです。

 

何事もそうですが、順序と段階を無視しては良い方向へ向かいません。

 

 

肌断食の例

▼受講生様に画像を提供いただきました

肌断食

▲左:受講前  右:受講30日後

 

 

肌トレーニング

▲左:受講前  右:受講30日後

失敗には必ず原因があるので、自己流の場合はしっかり、見極めてくださいね。

 

 

 → 顔のたるみはマリリン流肌断食で肌の調子を改善するのが近道

 

 → スキンケア・コンテスト発表!生徒さんたちの肌トレーニングの成果を見てください

 

 

まとめ

ここまで、いかがでしたか?

肌断食についても、人それぞれの肌の状態や環境が違うので、やり方も期間も個々違うものです。

 

注意すること

・肌に合っていない化粧品で化粧品漬けにすると、老化は早い

・うまくいかないのは、それだけ今まで化粧品に依存していたということを認識する

・ワセリンが大丈夫な人は短期間、薄く塗るならOK

・短期間なら、オイルでも薄く塗ってOK

・難しいと思ったら、無理をせずに潔く止めて、他の手段をやってみる

・肌断食を終えてから、その後が大事。

・自己流でやる場合は1か月以上はやらないこと(脂漏性皮膚炎に注意!)

・繰り返さないこと

 

参考記事をまとめて読んじゃおう!

肌断食~記事一覧

 

 

肌がみるみるキレイになった!どんなことしたの?をE-bookにパッケージ

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