肌レベルを下げる万年肌断食!肌断食の期間はどのくらいが効果的?
肌断食って楽だから続けたいけど?
肌断食の期間って どれくらいが効果的なの?
はい、マリリンです。
「肌断食って、どのくらい続けるのが効果的ですか?」
「肌断食って、楽なので続けてもいいよね?」
という声をよく聞きます。
また、やめ時がわからないまま、ほとんどの方が適当にフェードアウトしてしまっていたり、失敗して挫折したりするようです。
自分の肌の調子を見極めるって、余程見た目にひどくならないとなかなかわからないものです。隠れ乾燥肌というくらいですから、隠れていると「調子は悪くない・・・」と、思ってしまいますものね。
だから早く切り上げすぎたり、必要以上に長く行ったりして、肌にはかなりの負担です。
ですが、今回はそんなあなたのために肌断食のやめどきについてお話ししてみようかと思います。
これを読んで、もやっとしたものがスッキリして、最高の健やかな肌を手に入れられることを願っています。
肌断食で何を目指していますか?
一般でいう肌断食とはちょっと違いますが、マリリンの美人塾でも<マリリン流肌断食><エイジレス肌断食>をスキンケアの初心者の方々に行ってもらっています。
私の生徒様が肌断食を行う理由は、
◼️肌がかぶれているから
◼️化粧品依存だから
◼️ダメージ肌だから
◼️老化肌だから
◼️顔のたるみ、くすみ
◼️ほうれい線、マリオネットライン、しわがある
◼️何らかの肌トラブルを起こしている
◼️肌に悪い化粧品を使いたくないから
◼️肌のメンテナンス
などなどです。
そもそも肌断食とは眠らされていた肌力を甦らせ、肌の再生力を呼び起こしていきます。
ご存知の通り、肌断食は肌を本来の健やかな状態に戻すためのケアですので、それ以上でもそれ以下でもありません。
健康で美しい肌を目指すからこそ、肌断食を一時的に行うだけにとどめて、肌の向上に努めていくべく、化粧品を使ったスキンケアを再開していくのが王道です。
一般的な肌断食でも健やかな肌へと改善できる人もいますが、ほとんどが補助台があった方が失敗なくスムーズにうまく行きやすいので、マリリン流肌断食では<マリリン>という補助台があります。
補助台無しで、一般の肌断食をやっている方は迷うことも多く、自己流になるので大変だと思いますが、目指しているものが健康な美肌であれば、止め時はわかりやすいです。
肌断食はいつまでやればいいの?
肌断食の期間は個々、肌の状態で違いがありますが、早い人で30日を目安に切り上げられます。30日より早いと、肌がリセットしきれないうちに、化粧品(石鹸も化粧品)の使用を始めるので、盤石とは言えないところに負担をかけ、それが後々に影響します。
その場合、最速最悪のシナリオは、悪条件が重なった時、かぶれやすい人は化粧品かぶれを起こします。化粧品かぶれはすぐに起きないこともあり、2週間後にかぶれることもあります。長期では、なかなか健康美肌にたどり着けないことが想定されます。
一概には言えませんが、30日で肌断食を終えても大丈夫な人は、肌断食前に肌に特別、不快な様子が見られなかった人に多いです。肌断食中にあまりにひりつきや赤み、痒みを感じる人は、30日より長くかかります。(この場合、一般的な肌断食を自己流で継続するのは困難)
角栓など肌の見た目は悪くなることもありますが、それは気にしなくて良いです。
30日を経過したら、石鹸で洗顔してみて、10分放置した時に何の不快感もなければ、肌断食の止め時です。逆に突っ張ったり、乾燥を感じる人はそれがなくなるまで、
肌断食を継続した方が良いですが、長期戦になり、あまりに続くようなら、顔のたるみに繋がる恐れがあるので、1度専門家を訪ねた方が良いです。
肌トラブルが30日間で消えないようなら、それもまた、肌に余計な負担がかかってしまいます。一生付き合っていく大切な肌のことですから、自己流で継続するのは止めて、潔く専門家に相談した方が賢明です。
肌断食が半年以上かかるケースは、過度の化粧品依存(医薬部外品を主に多用)、もしくは生来肌の弱い人、例えば温度差敏感症のような重い場合などです。
万年肌断食では見た目の肌レベルは下がる一方
肌断食をしていると、肌の状態が深刻でもないのに、ただ「スキンケアの面倒臭さがないので、楽になって肌断食をやめられない」「このまま調子が良いから、肌断食を続ける!」という方がいらっしゃいますが、20歳前後の方なら止めません。
ですが、20歳以上で、いつまでも若く美しくあり続けたい!!というのであれば、全力でお止めし致します。笑
<25歳以上で、年中肌断食、万年肌断食など、肌の状態が病的でもないのに、継続しているのは、10代のスキンケアをしているのと同じです。メイクと違って、目には見えませんが年齢に合っていないスキンケアをしているのです>
化粧品というものがなぜ存在するのか?化粧品というものを、なぜ使うのか?考えてみてください。
「今の肌で満足!だから肌断食継続中!」という場合、今現在の肌は、過去のスキンケアが作ってきたものであり、結果です。今現在、やっているスキンケアは数年先の未来の肌を作るためでもあるのです。
短期であれ、長期であれ、肌も因果の法則からは逃れられません。肌断食を必要以上に継続したら、年を重ねた未来の肌は、思わぬ老けた肌となっているでしょう。
まずはご自分の年齢を考えてみてください。年々、肌は老化していきますよね。若い時に満タンだった肌の底力が、年々減っていきます。何が減るのかと言いますと<皮脂を出す力><代謝力>などが低下していきます。
なので、<皮脂を出す力><代謝力>などを低下させながら、肌断食に勤しんでいても、肌は健康でも見た目は老人のような肌に、早く近づいていきます。
年中肌断食や万年肌断食は、だんだんと肌の代謝が下がり、しわが深くなりやすく、たるみやすいというリスクがあり、潤い肌というにはほど遠くなっていきます。
肌は乾き気味で、血行も悪くなるので、食べ物の栄養を受け取りにくくなります。更に、肌の色もくすんで黒くなっていきますので、知らないうちに肌の色が暗くなったりなど、あまり良いことはありません。
若い10代~20代前半までは、万年肌断食でも大丈夫なのに、年齢が上がると代謝は下がるので、そのまま放置では見た目も衰えていくばかりということです。
やはり、代謝が下がれば、ちゃんとお手入れしないと、肌はどんどんと老化していく一方なのです。
メイクだって、10代のころはメイクしなくても キレイな肌ですが、だんだんとメイクしないといけないようになってくるのと似ているかもしれませんね。
美容は<足りないものを補う行為>ですから、年齢とともに失うものが増えてくれば、補うものは当然、増えてくるので、そういう意味では、メイクやスキンケアはもともと、大人の女性の楽しみなのです。
面白いことに、主がスキンケアを怠けると、肌も怠け肌になり、肌が代謝していかなくなっていくのです。それでは女子力は完全に下がります。だから、見た目が年齢以上に年をとってしまうことになるわけです。
不思議なことですが、スキンケアと子育てって共通点が多いですね。自分がスキンケアを怠ければ、肌も怠け、やりすぎれば、肌は傷つきます。
年中肌断食、万年肌断食だと、確かに楽で良いでしょうが、時は確実に過ぎて老化していく中、肌の状態は変わっていくのに、ずっと同じケアの仕方でいつまでも通用はしないということです。
メイクだって、何だってそうですが、いつまでも同じやり方では、ダメですよね。30代、40代になっても、20代のころのメイクをすれば、似合いません。
それと同じで、自分が時とともに老化していることも考慮して、未来の肌のためにスキンケアを行う方が良いのです。
同じスキンケアでも、やり方がほんの少しずれれば、年月が経つほど大きな違いとなって結果に出ます。例えばですが、イギリスへ行きたいのに、ほんの2度程度角度がずれただけで、フランスに到着してしまうようなものです。
それでも、あるがまま、自然に任せたいのであれば、それも有りだと思います。ほとんどの場合、化粧品を使う目的は、化粧品を使わないよりも、いつまでも若くキレイでいられると思うから使うのであって、
そもそも、肌断食は、<化粧品を使いたいのに、肌荒れで化粧品が使えなくなった人が、また化粧品を使えるようにする>ためのケアの方法であり、肌をリセットして元の健康な肌にするためのケアですから、
肌の健康以外、自分の外観にこだわりがなく、特に化粧品を必要としない方であれば、年中肌断食、万年肌断食でも構わないと思います。
ですが、これを読まれているあなたはきっと美意識の高い方だと思うので、それは避けたいと思っているはずです。健康な肌と健康な美肌は別物です。
健康な肌は、どれだけ見た目が老けようと、しみ、くすみ、たるみ、しわ、ほうれい線やマリオネットラインがどれだけ深くなろうとも健康であれば、健康肌です。
でも、どうせ目指すなら健康な美肌の方を目指したいですよね。ダメージ肌から一足飛びに美肌にはなれませんが、強い健康肌からなら美肌になれます。だからこその肌断食なのです。
本当の勝負は肌断食後
美肌を目指すなら、肌断食後が最も重要です。肌が健康な美肌になれるかどうかは、実は肌断食を終えてからが本当の勝負です。「リセットは出来た!そこから、どんなスキンケアをしていくか?!」で、健やかな美肌になれるかどうかにかかっています。
どういうことかと申しますと、肌断食前と同じような化粧品を使って、同じようなスキンケアをしてしまえば、また肌断食をしなくてはならない状態になり、肌に多少なりとも負担がかかります。
肌断食は1度行なったら、2度と肌断食をするような肌状態にならないのが理想的です。肌断食を繰り返すのは、それまでのスキンケアのやり方が間違っていた、もしくは肌に合っていない化粧品を選んでいた、ということになります。
ですので、肌断食中に、肌断食を終えた時のことを考えて、次に使う化粧品を自分の肌レベルに合わせて選ぶべきです。もちろん、肌断食を終えたばかりの肌は強い肌とは言えないので、刺激の強い化粧品を選ぶと、またダメージ肌へと逆戻りします。
なので、刺激の少ない化粧品を選ぶと良いですね。だからと言って、乳液や美容液、とろみ化粧水などは使わない方が良いです。そう、言われても何を選んだら良いのか?わからないという方は、このブログでしっかり化粧品の選び方、使い方を学んでおくと良いでしょう。
まとめ
ここまで参考になりましたでしょうか?
肌断食の止め時、終える時期を見計らうには、まずしっかり肌断食をやる理由、目標などを明確にしてみること。
(どんな肌を目指したいか?によるということです)
ただ、見た目の若さ、美しさに拘らず、健康な肌で満足ならば、肌断食を終える時期は特に拘らなくても良いし、万年肌断食でも良いですが、いつまでも若く、しっかり健康な美肌を目指したい場合は、肌断食を30日で終えるのを目安にしてください。
肌断食を終えても良い状態は、石鹸洗顔してからしばらく放置してみて、肌が乾く、突っ張るなどの異常が見られない場合は、肌断食卒業してもよいでしょう。
30日を超えても 肌の状態が悪く、長くかかりそうな時は、専門家に尋ねるのがベストです。
肌断食を終えたら、そこからが健康美肌へのスタートが切れます。大切な肌のために、肌に合った良い化粧品を使いながら、肌の調子に合わせたスキンケアのやり方で、日々精進してくださいね。それでは、また。
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